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セードルフ:「嵐をつくったのは私じゃない」

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カカに賛辞も去就についてはコメントせず

 ミランは29日、セリエA第31節でキエーボと対戦し、ホームで3-0と快勝した。クラレンス・セードルフ監督は連勝への喜びを表している。

 MF本田圭佑がフル出場した一戦、ミランはFWマリオ・バロテッリのゴールで先制すると、本田のアシストからMFカカが加点。その本田が決定機を逃して3点目を奪えなかったが、後半にカカがドッピエッタ(1試合2得点)となるゴールで勝利を確実にした。

 セードルフ監督の進退も騒がれていたミランだが、この1週間の3試合で勝ち点7を獲得。復調の兆しを見せつつある。セードルフ監督は試合後、次のように語った。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「嵐が過ぎ去った? それは分からない。私が嵐をつくったわけじゃないんだ。私はこのチームにとても満足している。ミラニスタたちが落ち着いて過ごせることをうれしく思っているよ」

「我々は良いプレーをしながらも落とした試合があった。ホームでのユベントス戦や、ナポリでの試合も、9人が体調不良だったんだ。だから、いくつかの試合は我々だけの問題ではないところでうまくいかなかった。我々も何かを残したが、相手がよりうまかった試合というのがあるんだ」

 この日でミランでの公式戦300試合出場を飾ったカカについて、アドリアーノ・ガッリアーニCEOは、来季のチャンピオンズリーグに出場できなければ、移籍する可能性があると明かした。セードルフ監督は試合で活躍した同選手について、次のように述べている。

「彼(の活躍)には驚いていない。彼にはベストコンディションを取り戻すことが必要だったんだ。今の彼がベストを発揮できていて、私もすごくうれしい。去就? それは彼に聞くことだ。私に答えられることではない。今日の彼が攻守両面で良かったのは確かだね」


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