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森保監督:「あからさまに判定が偏っていた」

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敵地でドローの広島、判定に不満

[4.1 ACL第4節 FCソウル2-2広島 ソウル]

 1日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループF第4節、FCソウルサンフレッチェ広島は2-2の引き分けに終わった。広島の森保一監督は試合後、2本のPKを取られた判定に納得できない様子を見せた。

 2-1と勝ち越して終盤を迎えた広島だが、89分にはDF水本裕貴がPKを取られて退場。このPKはGK林卓人が見事にストップしてチームに勝利をもたらしたかに見えたが、アディショナルタイムにはDF千葉和彦がPKを取られ、今度は決められてしまった。

 PKはいずれも微妙とも不可解とも捉えられるジャッジだった。広島は試合後、判定を不服としてAFCに抗議文を提出している。森保監督も試合後には率直に不満をぶつけた。

「我々が勝っていた試合だったと思いますが、レフェリーは2点目が入ったときからあからさまに判定が偏っていましたし、最後なんか誰がどうなったんですかっていう。その辺で倒れたのは全部PK取られそうになって」

「言わないようにしていますけれど、あれだけゲームをコントロールされたら勝つのは難しいと思いますし、選手の頑張りも報われないというところが一番悔しいですし残念です」

 4試合を終えて広島は勝ち点5。グループFは1ポイント差に全チームがひしめく大混戦で、どのチームにも決勝トーナメント進出の可能性が残されている。

「結果的に勝ち点1だっていうことは、それは現実なので。まだグループリーグ突破に向けては前進したと思いますし、我々がグループリーグでできるだけの力を示したと思うので。選手もそこに自信を持って、残り2試合に臨めば必ず突破できると思っています」

 内容的には広島らしいサッカーを見せ、アジアの舞台でも戦う力を示すことができた。その点には満足だと指揮官は語った。

「ACL開幕の2試合は、開幕ということで少し硬さもあったかなという。特にセントラルコーストとの試合は、コンディション的に少し動ける状態ではなく、意図する戦い方ができなかった。ソウルとの3戦目、4戦目はやりたいことをピッチの中でも出すことができた」

「やはりアジアでの戦いは、最後ソウルがパワープレーでゴリ押ししてくるような、あのサッカーを制していかないと難しいと思うので。その厳しい戦いを制するというところを、残り2試合しっかりやっていきたいと思います」

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