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柏先制も甲府が終盤追いつく、甲府監督「最低限の結果」

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[4.2 ナビスコ杯第2節 甲府1-1柏 中銀スタ]

 初戦を白星で飾ったチーム同士の対戦、ヴァンフォーレ甲府柏レイソルの一戦は、1-1の引き分けに終わった。

 試合後のインタビュー、城福浩監督は一息ついた。「最低限の結果は得られたんじゃないかなと思います」。

 先制点は早い時間に生まれた。前半3分、柏はCKのこぼれ球をつなぎ、組み立てると、再びこぼれたボールをFWレアンドロが蹴り込み、幸先よく先制に成功する。直後にもコントロールをミスしたDF山本英臣からボールを奪ったレアンドロが、GKと1対1の状況を迎えるが、

 だがすぐに甲府にも同点にするチャンスがやってくる。前半21分、右サイドのエリア内に入った山本が、DF渡部博文に倒される。しかしこれで得たPKをFWジウシーニョが狙うが、GK菅野孝憲の完璧なセーブに遭い、試合が振り出しに戻ることはなかった。

 その後も試合は柏が1点リードのまま進む。だがついに後半39分、DF佐々木翔が浮き球を前線に送ると、FW盛田剛平が頭で落とす。拾ったFW石原克哉がマイナスに折り返すと、この日両チーム最多の6本のシュートを放ったFWクリスティアーノがゴールに流し込み、同点に追いついた。

 同点に追いつかれたものの、敵地で勝ち点1は及第点の柏だが、アディショナルタイムに誤算。FWレアンドロ・ドミンゲスに乱暴な行為があったとして、一発レッドカードが突き付けられる。

 JFAでは4月より懲罰規定を一部変更。これまで出場停止は、大会に関係なくその処分を受けた試合の次の公式戦にて適用されていたが、同一大会における次の試合に適用となった。このためドミンゲスが出場停止となる試合は、16日のナビスコ杯第3節、敵地での大宮戦となる予定だ。


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