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約5か月ぶり代表招集のF東京MF高橋「死に物狂いでやる」

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 FC東京は3日、小平グラウンドで練習を行った。7日から9日に千葉県内で行われる日本代表合宿メンバーに招集されたMF高橋秀人は、練習後の取材に応じ、「死に物狂いでやる」と、決意を語った。

 昨年11月のベルギー遠征以来、約5か月ぶりに代表に招集された高橋は、「この時期に代表合宿があることは聞いていましたし、自分も意識していましたので。自分がアピールする場としては大事なチャンスなので、精一杯しっかりと自分の力をアピールしてきたいなと思います」と意気込む。

 具体的に、どういう部分をアピールしたいかと聞かれると、「自分らしくしっかり精一杯やれば、そういうところは見てくれると思います」と答え、W杯メンバーに生き残る場としてだけでなく、一人のサッカー選手として成長する機会にもしたいと考えていることを明かした。

「あれこれ考えずに、しっかりと死に物狂いでやることが、自分のやるべきことだと思っているので、深く考えすぎずにしっかりやってきたいと思います。自分にもまだまだ(W杯出場の)チャンスがあると思いますし、これから自分のプレースタイルを広げられるチャンスでもありますので。そういう部分では、ほかのいろいろな選手から吸収したい部分でもありますので、有意義にやっていきたいと思います」

「まだ招集メンバーを見ていない」と話す高橋は、「おととし、千葉で国内キャンプをやったときも、国内のJリーグの良い選手が集まって、すごくやりやすかったですし、いろいろな刺激を受けました。そういう部分では、また試合で対戦している選手が、お互いにチームメイトとしてプレーすることで、またいろいろな部分を吸収できると思うし、違った発見もあると思うので、そういう部分は楽しみです」と、目を輝かせた。

 今週末、F東京はサガン鳥栖と対戦する。その鳥栖からもGK林彰洋、DF安田理大、FW豊田陽平の3選手が選出された。「豊田さんは東アジアを一緒に戦っているし、安田理は、同じ世代ですけど、まだしゃべったことがないので。ただ、この前の鳥栖のG大阪戦を見たら、すごく左サイドから生き生きとカットインしたり、すごく迫力のある選手だと思ったので、相手にしっかりリーグ戦で勝って、代表合宿に臨めたらなと思います」と、リーグ戦への気持ちも強めた様子だった。

(取材・文 河合拓)

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