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[コマスポ]ついに1部の舞台へ!関東王者専修大と激突

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[駒大スポーツ ゲキサカ版]

 第88回関東大学サッカーリーグ戦1部第1節は5日、味の素フィールド西が丘で駒澤大が専修大と対戦する。「一部復帰・駒大復活」をスローガンに掲げた昨季、2部リーグを2位で締めくくり、悲願の1部返り咲きを成し遂げた。今季は「古豪駒大」からの汚名返上に向け、挑戦者として1部の舞台で新たなシーズンに臨む。

 今季から新主将を務めるDF平尾優頼(4年=市立船橋高)が「駒大らしい前に速いサッカーを武器に優勝を目指したい」と話すように、ストロングポイントは昨年同様、速さとフィジカルの強さを兼ね備えたカウンター攻撃。秋田浩一監督も「前線の選手は得点力があるし、スピードもある」と自信を見せる。その攻撃の中枢を担うのは、平尾とともに関東大学選抜に選出された新副将のFW小牟田洋佑(4年=前橋育英高)。187㎝の高身長を生かしたポストプレーで味方の攻撃を引き出し、最前線で攻撃の起点となる。また、昨年2部得点ランク2位と自らゴールを決められる事ができる選手。長身エースストライカーは、2部でわずかに及ばなかった得点王の座を今季は1部の舞台で狙いに行く。

 対する開幕戦の対戦相手である専修大学は昨季、関東リーグ三連覇の快挙を成し遂げた強豪。今季もGK福島春樹(3年=静岡学園高)、DF北爪健吾(4年=前橋育英高) 、FW前澤甲気(4年=清水商高)など大学屈指の実力者を擁し、四連覇に向け闘志を燃やす。そんなタレント軍団の中で、最も注意すべき選手はFW仲川輝人(4年=川崎F U-18)。一瞬の隙に相手DFを置き去りにする圧倒的なスピードを武器に15得点をマーク、昨季の1部得点王に輝いた。この選手を筆頭に破壊力のある専修大の攻撃をいかにして抑え込むことが出来るのか。昨季総失点数2位の成績を残した駒大の「ディフェンス力」が試される。

「どんなところが相手だろうと、自分たちのサッカーをして、絶対に勝つつもりで戦って行きたいと思う」と新主将の平尾が開幕前の記者会見で意気込みとして発したように、今までに練習や試合などで積み重ねてきた自分達のサッカーが発揮でない限り、勝ち点3を手にする事は不可能に近い。まずは5日。対戦相手である専修大は昨季の関東王者。開幕初戦で勝利を収め、「名門駒大」の復活を証明させる為の最初の一歩となるのか注目だ。

(文 駒大スポーツ 向江凌理)
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