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瀬沼弾の栃木が勝利、讃岐は開幕6連敗

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[4.5 J2第6節 讃岐0-1栃木 ]

 SC栃木が敵地でカマタマーレ讃岐を1-0で下した。讃岐は開幕6連敗となった。

 スコアレスで迎えた後半40分、右サイドを突破したDF山形辰徳がクロスを上げると、中央DFと競り合いながら走り込んだFW瀬沼優司が頭で合わせる。「ノリさんがすごく良いクロスを上げてくれた。あとは僕が入るだけだった」。

 類い稀な得点感覚が蘇った。大学No.1ストライカーの看板を背負って13年に清水に入団した瀬沼だが、プロ1年目は無念の無得点。特別指定選手として参加した前年の方が結果が出ていたといいう屈辱的なシーズンを送った。心機一転を図るため、2年目の今季は栃木に期限付き移籍。すると、中心選手となった自覚からか、6試合ですでに5得点を挙げる活躍を見せている。

 早くも得点王への期待は高まるが、本人は「今季が終わった時に、振り返ればいいこと」と至って冷静。「今日のようなプレーをしていてはダメ。もっともっとプレーの質を高めていきたい」と自分を追い込んだ。

 一方、前半を押し気味に進めることに出来ていた讃岐だが、これで3度目の0封負け。相手のシュート4本を大きく上回る11本のシュートを放ったが、空砲に終わってしまった。 


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