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ポポとペク・ソンドンの初得点で群馬を退けた磐田、5戦無敗と好調維持

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[4.5 J2第6節 磐田2-0群馬 ヤマハ]

 J2第6節が5日に行われ、ヤマハスタジアムではジュビロ磐田ザスパクサツ群馬をホームに迎えた。ここまで2位の磐田と5位につける群馬との上位対決はともに序盤からゴールを脅かす展開となった。

 前半9分にFWダニエル・ロビーニョがミドルレンジから強烈なシュートを放つもGK藤ヶ谷陽介が弾き出し、同17分にはFWポポのパスからFW前田遼一抜け出すがGK北一真に防がれる。互いにゴールへの姿勢を示したが守護神の好セーブに遭い、スコアを動かすには至らなかった。

 その後は前田、MF松井大輔、MF山田大記ら豪華攻撃陣を擁する磐田が徐々に主導権を握り始める。しかし、素早い帰陣を見せる群馬守備陣にゴール前では自由を奪われ、ボールを保持しながらも決定機を創出できない時間帯が続いた。

 前半34分にはゴール前で得たFKをポポが直接狙ったものの、揺れたのはサイドネット。同39分には松井のピンポイントパスからFW山崎亮平がシュートを狙うが枠外に飛び、前半はスコアが動かないまま終了の笛が吹かれた。

 後半に入ると、またもや序盤に両チームがチャンスを作り出す。後半4分に群馬が迎えた好機では、ゴール前の混戦からダニエル・ロビーニョがシュートを放つもボールは大きく枠を外した。一方の磐田は同6分に山崎がうまく抜け出したが、こちらも枠を外してしまい先制点とはいかなかった。

 しかし後半9分、磐田がセットプレーからついに群馬ゴールをこじ開ける。左サイドからポポが蹴り込んだFKが直接ゴールに吸い込まれ、先制に成功。今季初ゴールを奪ったポポはその後も2度のCKを直接狙うなど、ゴールへの強い意欲を示し続けた。

 さらに攻勢を強める磐田は後半31分に鮮やかな連係から追加点を奪う。中盤でボールを受けたMFペク・ソンドンがドリブルを仕掛けると、前方に走り込んだ山田にボールを預ける。山田がワンタッチで落としたボールにペク・ソンドンが右足アウトサイドで合わせて今季初得点を流し込み、リードを2点に広げた。

 その後も試合を支配し続けた磐田は群馬に反撃を許さずに2試合連続の完封勝利、そして5戦無敗を記録した。FW平繁龍一、MF加藤弘堅、DF瀬川和樹ら主力を欠いた群馬は善戦しながらも、2試合ぶりの黒星を喫した。


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