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止まらない湘南特急、岡山を下してクラブ史上初の開幕6連勝達成!!

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[4.5 J2第6節 湘南2-0岡山 BMWス]

 J2第6節が5日に行われ、Shonan BMWスタジアム平塚では開幕5連勝を飾り首位を快走する湘南ベルマーレが18位に沈むファジアーノ岡山をホームに迎えた。

 序盤からリズムを作るホームの湘南が岡山のゴールに脅かし続ける。前半15分にCKからFWウェリントンがヘッドで豪快に合わせると、同17分にはPA内でMF菊地俊介が仕掛けたドリブルは止められるもこぼれ球に反応したFW岡田翔平が狙う。ともにシュートは枠を捉えなかったが、その後も攻勢を仕掛けた。

 前半36分には右サイドの鮮やかな連係で岡山守備網を切り裂いて、最後は菊地が放ったシュートはGK中林洋次のセーブに遭い、同44分にはMF永木亮太がミドルレンジから狙うもネットを揺らすには至らなかった。しかし、湘南が11本、岡山が1本という前半のシュート数が示すように首位チームが完全に主導権を握って試合を進めた。

 後半に入っても流れは変わらない。湘南が岡山を押し込む時間帯が続くと、後半8分についに岡山ゴールをこじ開ける。MF藤田征也のCKからゴール前で混戦になると、DF遠藤航が蹴り込んで待望の先制点を奪った。

 その後は岡山にゴールを脅かされる場面も作られたが、守備陣が集中した守備で得点を許さない。すると幾度となく岡山ゴールに迫りながらも決定機を生かせなかった攻撃陣が奮起する。試合終了間際の後半43分、後方から走り込んだMF菊池大介がウェリントンから受けたパスをゴールに流し込み、試合を決定付ける2点目を奪った。

 2-0の完封勝利を収めた湘南はクラブ史上初となる開幕6連勝を記録。しかし、チョウ・キジェ監督は「記録の話は試合前にしたけど、まだまだ足を止めるわけにはいかない。勝ち負けよりもプロセスにこだわって、1日1日を大事にしていきたい」と勝って兜の緒を締めた。


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