beacon

バイエルン、524日ぶり黒星…史上初の無敗Vならず

このエントリーをはてなブックマークに追加

[4.5 ブンデスリーガ第29節 アウクスブルク1-0バイエルン]

 バイエルン、524日ぶり敗戦……。ブンデスリーガは5日、第29節2日目を行い、史上最速優勝を決めたバイエルンは敵地でアウクスブルクと対戦し、0-1で敗れた。

 優勝決定後、前節のホッフェンハイム戦に3-3で引き分け、連勝記録が19試合でストップ。アウクスブルクのホームに乗り込んだこの日、ついに今季初黒星を喫し、昨季から続くリーグ戦不敗記録も53試合(46勝7分)で止まった。54試合ぶりの敗戦は、今季から就任したジョゼップ・グアルディオラ監督にとって開幕29試合目での初黒星。チームとしても12年10月28日のレバークーゼン戦(1-2)以来、実に524日ぶりの敗戦となった。

 1日の欧州CL準々決勝第1戦、マンチェスター・ユナイテッド戦に1-1で引き分けたバイエルン。9日の第2戦を見据え、大きくメンバーを入れ替えて臨んだが、2連敗中だったアウクスブルクに不覚を取った。前半31分、右SBで今季初先発となった19歳のDFミッチェル・バイザーがMFダニエル・バイアーにボールを奪われると、アウクスブルクはそのままカウンターからバイアーのスルーパスに抜け出したFWサーシャ・メルダースが豪快に左足を振り抜き、先制のゴールネットを揺らした。

 1点ビハインドで折り返した後半開始からMFマリオ・ゲッツェを投入すると、後半6分にDFダビド・アラバ、同18分にはMFトーマス・ミュラーと次々にカードを切ったが、1点が遠い。怒涛の反撃も実らず、0-1の零封負け。ブンデスリーガで無得点に終わったのは2シーズン前の11-12シーズンまでさかのぼり、0-0のスコアレスドローだった12年4月14日のマインツ戦以来、721日ぶりとなった。

 これでブンデスリーガ史上初の無敗優勝も夢と消えたバイエルン。大幅にメンバーを入れ替えていたとはいえ、9日に行われる欧州CL準々決勝第2戦のマンチェスター・U戦に向けて不安を残す結果となった。


▼関連リンク
ブンデスリーガ2013-14特集

TOP