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就任29戦目で初黒星…ペップ「遅かれ早かれ負けるときは来る」

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[4.5 ブンデスリーガ第29節 アウクスブルク1-0バイエルン]

 ブンデスリーガは5日、第29節2日目を行い、すでに優勝を決めているバイエルンは敵地でアウクスブルクに0-1で敗れ、今季初黒星を喫した。昨季から続いていたリーグ戦不敗記録は53試合(46勝7分)でストップ。12年10月28日のレバークーゼン戦(1-2)以来、実に524日ぶりの敗戦となった。

 就任29試合目でブンデスリーガ初黒星となったジョゼップ・グアルディオラ監督は「遅かれ早かれ負けるときは来る。いつも勝てるわけではない。それを受け入れ、できるだけすぐにマンチェスターとの一戦に向けて準備をしなければ」と、淡々と敗戦を受け止めた。クラブの公式HPが指揮官のコメントを伝えている。

 1日の欧州CL準々決勝第1戦、マンチェスター・ユナイテッド戦から7人を変更。DFフィリップ・ラーム、MFアリエン・ロッベン、MFフランク・リベリは遠征メンバーから外れ、DFダンテ、DFラフィーニャ、DFジェローム・ボアテング、DFダビド・アラバ、MFトーマス・ミュラーもベンチスタートだった。

 一方で3人の若手を起用。左SBで19歳のDFイリ・サラヒ、右SBで19歳のDFミッチェル・バイザー、中盤では18歳のMFピエール・エミール・ヘイビエルクがブンデスリーガ初スタメンとなった。前半31分の失点は高い位置でバイザーがボールを奪われてからのカウンターだったが、指揮官は「若い選手のせいで負けたわけではない」とかばった。

「ヘイビエルクとバイザーはピッチ上でベストの選手だった。彼らは長い間チームでトレーニングし、我々のサッカー、私が何を求めているかを分かっている。3人にはよくやったと言いたい」

 ブンデスリーガ史上初となる無敗優勝は果たせなかったが、9日には何よりも大事な一戦が待っている。ホームにマンチェスター・Uを迎える欧州CL準々決勝第2戦。「次の水曜日は我々にとっての決勝戦だ。生きるか死ぬかだ」。グアルディオラ監督は気持ちを切り替えるように力説した。


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