beacon

大久保4戦連発の川崎Fが3連勝、徳島はシュート1本で開幕6連敗…

このエントリーをはてなブックマークに追加
[4.6 J1第6節 徳島0-4川崎F 鳴門大塚]

 川崎フロンターレがアウェーで徳島ヴォルティスに4-0で快勝し、3試合連続の完封勝利を飾った。ACLを含めると公式戦4連勝。一方の徳島は開幕6連敗となった。

 左内転筋痛が悪化し、日本代表候補合宿を辞退したFW小林悠が欠場した川崎F。前半8分、左サイドからドリブルで仕掛けたFWレナトがゴール前に折り返すと、GK松井謙弥が弾いたボールがDF福元洋平に当たって跳ね返り、ゴールに吸い込まれた。

 オウンゴールで先制すると、3分後の前半11分にはFW大久保嘉人が豪快な右足ミドルを叩き込み、追加点。昨季J1得点王の4戦連発となるゴールで2-0とリードを広げた。その後も終始、試合をコントロールし続けた川崎Fだが、後半13分にアクシデントが襲う。レナトが右内転筋を痛め、負傷交代。手で顔を覆ったまま担架で運び出され、苦悶の表情を浮かべていた。

 それでも後半15分、DF谷口彰悟の左クロスにFW森島康仁が左足ボレーで合わせ、移籍後初ゴールとなる追加点。同32分にはセットプレーの流れからMF中村憲剛の右クロスにDFジェシが頭で合わせ、ゴール前でMF稲本潤一が角度を変えてゴールネットを揺らした。稲本のゴールは11年7月9日の福岡戦以来、約2年9か月ぶり。4-0とダメを押した。

 試合終盤までシュートを1本も打つことができなかった徳島。後半アディショナルタイム、MF濱田武の左クロスにFWドウグラスが頭で合わせ、ようやくファーストシュートとなったが、これも大きく枠を外れた。0-4の完敗で開幕6連敗。ナビスコ杯を含めて公式戦7連敗と、初のJ1挑戦は大きな壁に直面している。


▼関連リンク
[J1]第6節スコア速報

TOP