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[CL]準決勝進出を信じるモウリーニョ「2戦合計4-3か、5-4で我々が上回る」

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 チェルシーは、8日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の第2戦でパリSGをホームのスタンフォード・ブリッジに迎える。この試合の前日会見に臨んだジョゼ・モウリーニョ監督は前日会見で、アーセナル戦で負傷して戦列を離れていたFWサミュエル・エトーの起用を示唆した。

 クラブの公式HPによると、3月22日のアーセナル戦(6-0)でハムストリングを痛めたエトーは、屋外トレーニングは行っているが、全体練習には合流していないという。モウリーニョは「彼のコンディションが整うとは私は思わない。ただ、明日プレーするかということだが、おそらくそうなるだろう」と、万全の状態でなくとも、カメルーン代表ストライカーを起用する意向であることを明かした。

 アウェーでの試合を1-3で落とし、最低でも2ゴールが必要になっているチェルシーだが、モウリーニョ監督は「明日の試合で我々が勝つと私が思っているかと問われれば、イエスだ。2戦の最後に我々が相手より多く得点すると私は思っている。4-3か5-4で我々が上回る可能性はある。そのように考えないなら、明日は家に居るべきだろう。信じる理由? 理由は重要ではなく、信念が重要だ。私は信じているし、選手たちも信じている。それが重要なことだ」と、逆転での準決勝進出に意気込む。

「このシチュエーションを楽しまなければいけない。(試合が終わる)21時半には敗退が決まっているかもしれない。そういうリスクがある。だが、(キックオフ時間の)19時45分では、準決勝進出の可能性があるんだ。19時45分の段階で、私たちは笑顔でなければならない。そして試合に臨み、全力を尽くす。そして、21時半にどうなっているか見てみようじゃないか。19時45分、私たちは準決勝進出が達成可能だと思っていなければいけない」

 欧州CLで数多くの試合を戦ってきたモウリーニョだが、特にこの欧州最高峰の舞台では、どんな試合になるかが読めないという。「私が唯一分かっていることは、勝ち上がるために最低でも2点が必要ということだ。彼らが1点取ったら、私たちは3点必要になる。彼らが2点取ったら、5点だ。単純な算数だ。それがすべてだ」。圧倒的な強さを誇るホームゲームで、チェルシーは準決勝進出の切符をつかむことができるだろうか。

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