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[CL]モイーズ監督「バイエルンに敗れたのは恥ずべきことではない」

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[4.9 欧州CL準々決勝第2戦 バイエルン3-1マンチェスター・U]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は9日、準々決勝第2戦を行い、日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は、アウェーでバイエルン(ドイツ)と対戦した。第1戦に続き、先制したマンチェスター・Uだったが、即座に追いつかれると逆転を許し、1-3の敗戦となった。その結果、2試合合計スコアを4-2としたバイエルンが3季連続の4強進出。マンチェスター・Uの敗退が決まった。

 試合後、マンチェスター・Uのデイビッド・モイーズ監督は「小さな少年でも、得点直後に失点してはいけないと教わるはずだが、我々はそれを犯してしまった。5分か10分はしっかり守るべきだったが、相手は攻めに出て得点した。リードを守るという面で、ピッチでの経験が不足していた」とコメント。後半12分に先制するも、わずか2分後に失点し、1-1に追いつかれたことを悔やんだ。

「全体的なパフォーマンスには本当に満足している。しかし、最終的には少しの小さなミスが高くついた」

 欧州CL王者である勝者・バイエルンを称えながら、自チームの戦いぶりに一定の評価を与えたモイーズ監督。「(バイエルンは)本当に優れたチームで、今日もそれを示した。だが我々もすべきことをし、彼らを苦しめることができたと思う。戦術的には、彼らを押さえ込もうとし、長時間それができていた」と言いながらも、「だが、得点の直後に失点してしまっては、勝つのは難しい」と肩を落とした。

 欧州CLの敗退が決まったことで、今季の主要タイトル無冠がほぼ決定したマンチェスター・U。指揮官は「(来季は)チャンピオンズリーグに出場できない。しかし、遠く離れるわけではない。できれば1年で戻って来たい。チームを立て直し、大会に復帰することに重点を置くつもりだ」と先を見据え、「バイエルンに敗れたのは恥ずべきことではない。彼らはいいチームだ。我々は本当にいいサッカーをし、実力を見せることができた」と強気に語った。


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