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[CL]グアルディオラ、マドリーとの準決勝は「楽しみ」

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ライバルの個々のクオリティーを警戒

 バイエルンは、チャンピオンズリーグ準決勝でレアル・マドリーと対戦することになった。ジョゼップ・グアルディオラ監督が、対戦相手の印象を語っている。

 選手としても指導者としてもバルセロナに長くいたグアルディオラ監督は、マドリー戦に特別な思い入れがあるはずだ。

 11日の会見でマドリーとの対戦について聞かれた指揮官は、次のように話している。ドイツ『AZ』が伝えた。

「マドリッドでの試合は素晴らしいものになるだろう。楽しみだ。スピードのあるアタッカー、機敏なディフェンスライン、そして素晴らしいGK。マドリーのことは、選手としても監督としてもよく知っている。そして、とても難しい試合になることも知っているよ」

「それでも、最高の監督が率いる、最高の選手を擁する、最高のクラブと対戦するのは好きだ。マドリーはすべてを持っている。我々にとって、世界最高レベルのチームと対戦するのは大きな挑戦だ」

 グアルディオラ監督は、「良いプレーができれば決勝に行ける」と自信を持っている。

「私はこれまでに5回、準決勝まできた。ここまでくると、チームのモチベーションは非常に高い。ヨーロッパ中が自分たちを見ているからね。マドリーの能力は分かっている。それを分析し、選手に情報を伝える。良いプレーができれば、決勝に行けるだろう」

 マドリーにストロングポイントについては、こう語った。

「彼らの最大の強みは、各選手のクオリティーだ。本当にものすごい。どの選手をとっても、1人でこの2戦の勝利に導ける。ヨーロッパベストのクオリティーかもしれないね。最終的には戦術やコンディションも重要になるが、選手個々のクオリティーが最も重要だ」

 よく知る相手だが、これからの試合で最新情報をチェックするつもりだ。

「準々決勝、それにコパ・デル・レイの決勝も見る。マドリーのプレーを分析する参考になるだろう」

 FWクリスティアーノ・ロナウドの出場は間違いないと見ているようだ。

「コパの決勝とリーガでプレーしなくても、我々との試合には出てくるだろう。どちらにしても、我々は彼が出場するという前提で準備を進めるさ」

 守備面ではバイエルンが上かという質問には、次のように答えた。

「守備と攻撃を切り離してはいけない。準決勝では守備意識が重要になる。私にとって、マドリーはボルシア・ドルトムントと並んで世界最強のカウンターチームだ。クリスティアーノと(ガレス・)ベイルをコントロールできなければ、破壊される」

「彼らに判断の時間を与えると、(ルカ・)モドリッチ、(アシエル・)イジャラメンディ、(シャビ・)アロンソ、イスコらが大きなクオリティーを発揮することになる。我々にとって重要なのは、ファーストレグから多くの好機をつくることだね」

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