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フィテッセ、打ち合いに敗れ5戦白星なし…ハーフナーは後半開始から出場

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[4.12 エールディビジ第32節 カンブール4-3フィテッセ]

 エールディビジは12日、第32節を行った。FWハーフナー・マイクの所属するフィテッセは敵地でカンブールと対戦し、3-4で敗れた。ハーフナーは前節アヤックス戦に続き、ベンチスタート。2-2で折り返した後半開始からピッチに入るも、得点を挙げることができず、チームは5試合白星なし(2分3敗)に終わった。

 フィテッセは序盤、カンブールの早いプレスに苦しみ、なかなかシュートまで持ち込むことができない。それでも前半20分、CKを獲得すると、FWクリスティアン・アツが入れたボールをニアに走り込んだDFグラム・カシアが頭で後方にそらし、DFケルビン・レールダムが倒れ込みながら右足で合わせて、セットプレーから先制に成功した。

 さらに攻め込むフィテッセだったが、この試合で勝てば1部残留がほぼ決定するカンブールにあっさりと逆転を許してしまう。前半25分、FKからMFマルティン・バルトにヘディングシュートを決められ、同点とされると、同29分には先制点を挙げたレールダムが今度は自陣ゴールネットを揺らし、オウンゴール。先制から10分も経たないうちに1-2とリードはカンブールへと変わった。

 それでもフィテッセは前半39分にMFダビー・プロパーの絶妙スルーパスに抜け出したアツが左足でゴールに流し込み、2-2。同点で迎えた後半開始からはハーフナーを投入し、攻勢を強めると後半12分にプロパーのスルーパスからFWバートランド・トラオレがカバーに戻ったDFもかわして左足でゴールを決め、3-2と2度目のリードを奪った。

 しかし、この日のフィテッセは守備が安定しない。後半19分、PA内で中途半端になったクリアボールを拾われ、MFバーソロミュー・オグベチェに同点ゴールを決められると、同24分にもバルトにこの日2点目のゴールを決められ、3-4と逆転。フィテッセはその後反撃に出るも、後半は得点シーン以外にチャンスを作ることができず、試合はそのまま3-4で終了。2度のリードを守り切れなかったフィテッセは、リーグ終盤で5試合勝利なしと苦しい試合が続いている。


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