beacon

3冠へ突き進むレアル、アンチェロッティ「残り試合すべて勝つ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[4.12 リーガ・エスパニョーラ第33節 R・マドリー4-0アルメリア]

 リーガ・エスパニョーラは12日、第33節を行い、レアル・マドリーはホームでアルメリアに4-0で快勝し、バルセロナを抜いて2位に浮上した。

 欧州CLでも準決勝進出を果たし、16日にはコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝でバルセロナと対戦する。3冠の可能性を十分に残し、いよいよシーズンも終盤戦。カルロ・アンチェロッティ監督は「目標は残りの試合にすべて勝つこと」と力を込めた。クラブの公式HPが指揮官のコメントを伝えている。

「チームは良いサッカー、良い試合をした。目標は残りの試合にすべて勝つこと。とても危険なリーグであり、シーズン終盤はどの試合も難しいものだ。チームは全大会で戦いを続けている。それは決して簡単なことではない。ともかく、すべての試合でチームとしての最大限のパフォーマンスを見せることが必要だ」

 ライバルのバルセロナは敵地でグラナダに0-1で敗れた。「グラナダに敗れたことは驚き」としながらも、「バルセロナはまだリーガに勝てると考えているだろう。今シーズン、多くのサプライズがあった。最後まで彼らは戦い続けるはずだ」と警戒を緩めない。何よりバルサの敗戦が自分たちにとっても戒めになると考えている。

「どのチームも自分たちの目標達成のために戦っている。何よりも残留争いをしているチームはとても危険な存在だ」。どんな相手にも油断することはできないと力説する指揮官は、16日のコパ・デル・レイ決勝に視線を向ける。「水曜日、自分たちにはとんでもないほど大事な試合がある。そのこと以外について考える時間はない」。リーガ、CLと重要な試合が続くが、まずは3シーズンぶりの国王杯制覇が懸かったバルセロナとの決勝に集中する。


▼関連リンク
リーガ・エスパニョーラ2013-14特集

TOP