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細貝、古巣相手にボランチとCBの2役で奮闘も…

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[4.13 ブンデスリーガ第30節 レバークーゼン2-1ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは13日、第30節3日目を行い、MF細貝萌の所属するヘルタ・ベルリンは敵地でレバークーゼンと対戦し、1-2で敗れた。細貝はボランチで先発出場し、後半12分からはCBでプレー。古巣相手に2役で奮闘したが、チームは2試合ぶりの黒星で8試合勝ちなし(3分5敗)となった。

 レバークーゼンは前半1分、DFジュリオ・ドナーティの右クロスに飛び込んだFWシュテファン・キースリンクがダイビングヘッドで捉え、ゴールネットを揺らす。試合開始早々のゴールで先制すると、同19分にはDFセバスティアン・ボエニシュの右足ミドルがクロスバーを直撃するなど攻勢を強めた。

 すると前半24分、FWソン・フンミンの浮き球のスルーパスに反応したMFユリアン・ブラントが右足でボールを浮かす技ありゴールで追加点。ホームのレバークーゼンが2-0とリードを広げた。

 なかなかチャンスをつくれずにいたヘルタも前半38分、MFトルガ・チゲルチの左FKにFWサンドロ・ワーグナーがヘディングで合わせ、1点を返した。1-2で前半を折り返すと、後半12分にはDFレバン・コビアシュビリに代えてMFアレクサンダー・バウムヨハンを投入。細貝がCBにポジションを下げる攻撃的な布陣で同点ゴールを目指したが、追いつくことはできなかった。

 前節のハンブルガーSV戦(1-2)後にサミ・ヒーピア前監督の解任を発表したレバークーゼンは今季終了までサーシャ・レワンドフスキ新監督が指揮を執ることになったが、その初陣で3試合ぶりの白星。勝ち点を51に伸ばし、来季の欧州CLプレーオフ出場圏内となる4位に再浮上している。


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