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一発退場の南野に苦言のC大阪MF山口「アイツの若さが出た」

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[4.16 ACL第5節 C大阪0-2浦項 ヤンマー]

 セレッソ大阪は16日に行われたAFCチャンピオンズリーグのグループリーグ第5節で、浦項スティーラーズ(韓国)と対戦した。1点を追う前半41分にはMF南野拓実が危険なタックルで一発退場となり、C大阪は10人での戦いを強いられる。後半はFWフォルランを下げ、前からプレッシングを掛けるリスクを冒した戦い方で、逆転を目指したが、追加点を許してしまい、0-2で敗れた。

 試合後、インタビューに応じたMF山口蛍は「情けないの一言。応援に来てくれた人に、すごく申し訳ない試合だったと思います」と、ホームで喫した2敗目を悔しがった。

「戦い方は悪くなかったですけど、やっぱり2点目取られたのが痛かったですし、単純に自分たちのミスでやられていました」と反省する山口は、試合に大きな影響を与えた南野の退場についても、「あれは足の裏で行くべきではなかったと思います。あそこはアイツの若さが出た。アイツには、しっかりとこの敗戦を胸に刻んでほしいと思いますし、僕たちもこの敗戦から早く立ち直らなければいけない」と、アカデミーの後輩に反省を促すとともに、切り替えることが重要だと強調した。

 アウェーで行われる最終戦の山東魯能戦に大勝すれば、逆転でのグループステージ突破の可能性もある。ホームで1-3と大敗を喫した相手との一戦は一筋縄ではいかないだろう。山口も「勝つしかない。それだけです」と、最後まで険しい表情のままだった。


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