beacon

濱田の一撃で、浦和が徳島との壮絶な打ち合いを制す!!

このエントリーをはてなブックマークに追加

[4.16 ナビスコ杯第3節 浦和4-3徳島 埼スタ]

 ナビスコカップのグループリーグ第3節が16日に行われた。グループBでは浦和レッズ徳島ヴォルティスが対戦。試合は激しいシーソーゲームとなった。前半19分に徳島が先制するも、同32分に浦和が同点に追い付き、前半を1-1で折り返す。後半に入ると、ともに2点を奪い合う展開となったが、3-3で迎えたアディショナルタイムにDF濱田水輝が決勝点を奪い、浦和が徳島に打ち勝った。

 序盤から浦和に試合を支配され、劣勢に立たされていた徳島がセットプレーから先制ゴールを叩き込む。前半19分、CKからMF花井聖がグラウダーのボールをゴール前に送ると、走り込んだMF窪田良が左足で決めて先制に成功。ここまで公式戦8試合を消化して2得点だった徳島は、今季初の先制点を奪った。

 だが、その後も主導権を握る浦和が徳島に圧力を掛け続けると、前半32分に同じくセットプレーから同点に追い付く。MF柏木陽介のCKをニアサイドのMF青木拓矢がそらすと、ファーサイドのFW阪野豊史がヘディングでネットに突き刺した。

 後半開始直後に決定機を迎えたのは浦和。MF関口訓充のクロスを阪野がダイビングヘッドを放つも、ボールは枠を捉えず。しかし、直後の後半5分にゴール中央でボールを受けた途中出場のFW矢島慎也が強烈なミドルシュートを決めて、逆転に成功した。

 しかし、ここまでリーグ戦とナビスコ杯の計8試合で未勝利の徳島が猛反撃を見せる。後半16分にカウンターから抜け出したDF小暮大器が落ち着いて流し込むと、同23分にはFW衛藤裕のクロスをFWドウグラスがヘッドで決めて試合をひっくり返した。今季初の複数得点で初の逆転に成功した徳島だったが、このまま逃げ切ることを浦和が許さなかった。

 守備に人数を割いて逃げ切りを図る徳島に対し、浦和は細かいパス回しで何とかゴールをこじ開けようと試みる。すると後半40分、柏木のクロスに矢島が飛び込むと相手のオウンゴールを誘い、再び試合を振り出しに戻す。さらにアディショナルタイムには、柏木のクロスを濱田がヘッドで合わせて逆転に成功。その後、浦和はきっちりと逃げ切って、苦しみながらも勝ち点3を獲得した。


▼関連リンク
ナビスコ杯2014特設ページ

TOP