[4.16 ナビスコ杯第3節 神戸0-3F東京 ノエスタ]

　FC東京は16日に行われたナビスコ杯のグループリーグ第3節でヴィッセル神戸と対戦した。アウェーでの一戦となったが、過去5勝2分けとカップ戦では無敗の神戸から3-0の勝利を収めている。

　前半35分にDFの股を抜くミドルシュートで、この試合の先制ゴールを決めたMF武藤嘉紀は「ここまでずっとノーゴールで、チームに迷惑をかけていたので。今日は決められて良かったです」と、得点を挙げられたことに安堵した。嬉しいプロ初ゴールについて、「相手の股が開いているのも見えましたし、いつもよりは落ち着いて決められたので良かったです」と振り返り、「決まっちゃったなって(笑)。思っていたより、すんなり決まってしまったので、とても嬉しかったです」と、白い歯をこぼした。

　攻撃面では3得点を挙げ、守備では相手をゼロ封。攻守にF東京の良さが目立つ試合になったが、武藤は「相手も良いチームですが、自分たちがやりたいことをできました。守備でもいい形で奪えていましたし、ゼロに抑えて、3点取れたのは次につながる良い試合だと思います」と手ごたえを語り、サポーターに「いつもたくさんの応援ありがとうございます。次回も味の素スタジアムに足を運んで、応援してください」と、ホームに昨季まで指揮を執っていたポポヴィッチ監督率いるC大阪を迎える一戦への応援を呼びかけた。

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