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横浜FMは柏とスコアレス…“天敵”ネルシーニョ監督から勝利を奪えず

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[4.19 J1第8節 柏0-0横浜FM 柏]

 19日に行われたJ1第8節、日立柏サッカー場での柏レイソル横浜F・マリノスによる一戦は、スコアレスで勝ち点1を分け合った。横浜FMは優位に試合を進めながらゴールが遠く、ネルシーニョ監督指揮下の柏にはリーグ戦8試合勝ちなし(4分4敗)となり、“天敵”を最後まで攻略することはできなかった。

 16日のナビスコ杯大宮戦(1-1)から中2日で迎えた柏は、同試合と同じ11人をピッチに送り込んだ。渦中のMFレアンドロ・ドミンゲスはこの日もベンチ外に。

 15日のACL全北現代戦(2-1)から中3日となった横浜FMは、同試合から先発を2人入れ替え。左SBのドゥトラに代わって下平匠、1トップの伊藤翔に代わって藤田祥史が入った。

 オープニングシュートを飾ったのは、全北現代戦で2得点を挙げた日本代表候補のMF齋藤学。4分に柏のクリアボールをダイレクトでシュート。ボールは枠を外れてサイドネットを揺らしたが、積極的な姿勢を見せる。

 横浜FMはトップ下のMF中村俊輔が両サイドに広がってボールを受けてパスを散らし、サイドを使って柏ゴールに迫る。右サイドからはMF兵藤慎剛とDF小林祐三が絡んでコンビネーションで、左サイドからは齋藤の突破力を活かし、序盤は横浜FMペースで進むが、中央を固める柏DFを崩すことができない。前半13分、下平のアーリークロスのクリアボールを兵藤がダイレクトで撃つが柏DFがブロック。そのこぼれ球を藤田がゴールマウス近くから狙うが、再び柏DFが阻み、最後はMF富澤清太郎がミドルシュートを放ったが、ゴール右に逸れていった。

 一方の柏は、1トップのFWレアンドロにボールを集め、レアンドロが2列目のFW工藤壮人とMF田中順也にボールを落として攻撃を展開。前半25分には狙っていたカタチで決定機が生まれる。MF高山薫の楔のパスをレアンドロがダイレクトで横浜FMのDFラインの裏にパスを出すと、工藤が抜け出してGKと1対1に。右足でニアサイドを狙ったが、GK榎本哲也の好守に阻まれた。

 前半42分には柏にアクシデント。攻撃の起点になっていたレアンドロが負傷により交代を余儀なくされ、MF狩野健太を投入。2シャドーの一角に入れて、工藤を1トップに上げた。

 0-0で突入した後半、横浜FMが攻勢をかけるも、柏は「球際は強くいくこと」というネルシーニョ監督のハーフタイムの指示どおり、粘り強いディフェンスで対抗する。しかし、柏も横浜FMの前からのプレスに手を焼き、思うようにボールを回すことができない。それならばとMF大谷秀和がミドルシュート。ボールは枠を捉えたが、GK榎本が難を逃れた。

 中盤での潰し合いが多くなりこう着状態に入ると、両チームともに交代のカードを切る。後半20分には横浜FMが藤田に代えて伊藤を、齋藤を下げて負傷明けのMF藤本淳吾を投入した。対する柏もMFハン・グギョンに代えてMF茨田陽生を、狩野に代えてMF太田徹郎を入れた。

 パスの納まりどころがなくゴール前までボールを運べない柏に対し、横浜FMは俊輔が長短織り交ぜたパスで攻撃のリズムをつくるが、攻め急いでミスが続いた。ホームで勝ち点3が欲しい柏はカウンターを伺うも、シュートまで持ち込めない。

 結局、試合は0-0のまま終了。ホームの柏は公式戦8試合負けなし(3勝5分)としたものの勝ちきれない試合が続く。アウェーの横浜FMは、リーグでは5試合勝ちから見放され(2分3敗)、苦戦を強いられている。

(取材・文 奥山典幸)

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