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モウリーニョのホーム無敗記録が77でストップ! 最下位サンダーランドに敗れたチェルシーは自力優勝消滅

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[4.19 プレミアリーグ第35節 チェルシー1-2サンダーランド]

 プレミアリーグは19日、第35節を各地で行い、2位のチェルシーはホームに最下位のサンダーランドを迎えた。前節の結果、自力優勝の可能性も出たチェルシーだったが、1-2でサンダーランドに敗戦。自力優勝の可能性が消滅すると同時に、ジョゼ・モウリーニョ監督の持っていた77試合連続ホーム無敗の記録もストップ。22日の欧州CLのアトレティコ・マドリー戦に向けても、手痛い一敗を喫した。

 GKペトル・チェフを負傷で欠くチェルシーは、GKマーク・シュウォーツァーが先発に名を連ねる。前半12分にはCKからFWサミュエル・エトーがボレーシュートを決めて、幸先よく先制点を挙げた。しかし、その6分後にはサンダーランドのCKからFWコナー・ウィッカムに同点ゴールを決められてしまう。

 後半に入っても、優勢のチェルシーは2分にMFウィリアンからのパスを受けたエトーがゴールを狙ったが、わずかに右へ外れる。その後もFWデンバ・バにも決定的な場面があったが、シュートを枠に飛ばせない。

 迎えた後半36分、チェルシーはボールを持った左SBセサル・アスピリクエタが足を滑らせる。これでFWジョジー・アルティドールにボールを奪われると、コースを切ろうとしたアスピリクエタのスライディングがアルティドールの足にかかり、PKを与えてしまう。これをもとチェルシーのFWファビオ・ボリーニがど真ん中に決めて、サンダーランドにリードを奪われた。

 5分間のアディショナルタイムを含め、チェルシーは猛攻を仕掛けたが、同点ゴールを最後まで挙げることはできず。モウリーニョ体制で、初めてプレミアリーグのホームゲームで黒星を喫している。一方、前節の試合終了間際にミスから同点に追いつかれたサンダーランドは、同じ過ちを犯すことなく金星を挙げ、プレミアリーグ残留へ望みをつないだ。


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