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J3第7節、町田がJ3最多得点で首位維持、相模原・高原が今季2点目を決める

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 J3第7節が20日に全国各地で開催された。初年度のJ3はJ2から降格したガイナーレ鳥取、昨季JFLを戦った9クラブ、地域リーグからの飛び級を果たしたグルージャ盛岡、そしてJリーグU-22選抜を加えた12クラブによる3回戦総当たりのリーグ戦を行い、覇権を争うことになる。

 FC琉球と対戦した首位のFC町田ゼルビアはゴールラッシュを披露。開始早々の前半4分にMF鈴木崇文の得点で先制すると、FW鈴木孝司、FW木島徹也が追加点を奪いリードを広げる。琉球に1点を返されて迎えた後半も、攻撃の手を緩めない町田が次々とゴールネットを揺らす。鈴木孝が後半4分に自身2点目決めると、終盤にはMF齋藤翔太がチーム5点目、さらにMF遠藤敬佑が立て続けに2得点を奪い、大量7得点を記録して快勝を収めた。3節に盛岡が記録した6ゴールを上回るJ3最多得点をマークした町田はきっちりと首位を守った。

 藤枝MYFCと対戦したSC相模原は後半5分、右からのグラウンダーのクロスをFW高原直泰が落ち着いて決めて先制。同15分に追い付かれたものの、同40分にオウンゴールで勝ち越して2-1の勝利を収めた。今季2点目を決めた高原は「全体が見えるポジショニングを取っていたので、(先制点の場面では)ボールが抜けてくると思っていたし、ゴール前で冷静にシュートまで持っていけたと思う」と振り返った。

 2位ガイナーレ鳥取と3位JリーグU-22選抜の上位対決は1点を争う試合となった。序盤から攻勢をかける鳥取はゴールこそ奪えないものの、U-22選抜にも決定機を作らせずに前半をスコアレスで折り返す。すると後半21分、U-22代表のパスミスをFW住田貴彦が奪うと、最後はFW岡本達也が豪快に決めて先制に成功した。その後は守備陣が踏ん張ってU-22選抜の反撃を許さず。完封勝利を収めて無敗、そして2位をキープした。

 Y.S.C.C.横浜福島ユナイテッドFCの未勝利対決は、FW石堂和人のPKによる得点でYS横浜を退けた福島がうれしいJ3初勝利を挙げた。ブラウブリッツ秋田をMF佐藤和弘のゴールで下したツエーゲン金沢は3位に浮上。グルージャ盛岡AC長野パルセイロはスコアレスドローに終わっている。

以下、J3第7節試合結果

4月20日(日)
盛岡 0-0 長野 [盛岡南]
YS横浜 0-1 福島 [ニッパ球]
相模原 2-1 藤枝 [ギオンス]
金沢 1-0 秋田 [石川西部]
鳥取 1-0 J-22 [とりスタ]
琉球 1-7 町田 [沖縄市陸]

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