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清武の決定機直後に失点…4連敗のニュルンベルクは残留へ黄信号

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[4.20 ブンデスリーガ第31節 ニュルンベルク1-4レバークーゼン]

 ブンデスリーガは20日、第31節3日目を行い、MF清武弘嗣とMF長谷部誠の所属するニュルンベルクはホームでレバークーゼンと対戦し、1-4で敗れた。清武は先発したが、得点に絡めず、後半23分に交代。チームも4連敗を喫し、1部残留へ黄信号が灯った。なお、負傷離脱中の長谷部は欠場している。

 自動降格圏の17位に位置するニュルンベルク。残り4試合での逆転残留へ、何としても勝ち点3が欲しい一戦だったが、前半16分、レバークーゼンのDFエミル・スパヒッチにミドルシュートを決められ、先制点を許した。それでも同26分にMFマルビン・プラッテンハルトの直接FKで同点に追いつくと、同35分には清武も積極的にミドルシュートを狙った。

 1-1で折り返した後半2分にはニュルンベルクに絶好のチャンスがあった。GKのロングキックからFWヨシップ・ドルミッチがゴール前に抜け出ようとすると、DFが処理を誤ったこぼれ球が清武の目の前へ。ゴールへ押し込むだけだったが、シュートは力なく、GKに押さえられた。すると、その1分後だった。レバークーゼンはFKのこぼれ球をつないでDFセバスティアン・ボエニシュが流し込み、2-1と勝ち越した。

 清武は後半23分に途中交代。その後の反撃も空転し、なかなか決定機をつくれなかったニュルンベルクに対し、レバークーゼンは後半35分にカウンターから追加点を奪った。FWソン・フンミンが自陣からドリブルで独走。相手PA内まで持ち込んでゴール前に折り返し、並走してきたスパヒッチが右足で押し込んだ。

 後半42分にMFロベルト・ヒルバートがダメ押しゴールを決め、4-1で快勝したレバークーゼンはこれで2連勝。来季の欧州CLプレーオフ出場権獲得となる4位をキープした。一方のニュルンベルクは今季2度目の4連敗。最近9試合で1勝8敗となり、降格圏から脱出することはできなかった。


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