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酒井高、今季初アシスト!!シュツットガルトがシャルケを下し残留に前進

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[4.20 ブンデスリーガ第31節 シュツットガルト3-1シャルケ]

 ブンデスリーガは20日、第31節3日目を行い、DF酒井高徳の所属するシュツットガルトはホームでシャルケと対戦し、3-1で勝った。2試合ぶりに先発した酒井は左SBでフル出場し、今季初アシストも記録。1部残留へ前進する価値ある勝利に大きく貢献した。なお、負傷離脱中のDF内田篤人は欠場している。

 残留圏ギリギリの15位に位置するシュツットガルト。1部残留のために勝って下位との差を広げたい一戦は、しっかりと守備を固めてカウンターでチャンスをうかがう。すると前半23分、MFダニエル・ディダビのFKにMFマルティン・ハルニクが頭で合わせ、先制点。理想的な展開で1点のリードを奪った。

 その後もシャルケの反撃に粘り強く対応し、決定機をつくらせない。前半37分には酒井の縦パスからMFイブラヒマ・トラオレの左クロスにFWカカウが飛び込んだが、右足ボレーは枠を捉え切れず、ゴール上に外れた。

 前半を1-0で折り返したシュツットガルトは後半9分、トラオレの右クロスをファーサイドのカカウがヘディングシュートで流し込み、追加点。カカウの今季初ゴールでリードを広げた。さらに同14分には酒井の左サイドからのスローインを受けたカカウがスルーパス。これに反応した酒井がゴールライン際までえぐってマイナスに折り返し、ハルニクが右足ダイレクトでゴールに流し込んだ。

 酒井の今季初アシストで3-0。まさかの3点ビハインドとなったシャルケは後半23分にFWアダム・サライの右足ミドルで1点を返し、攻勢を強める。同27分にはDFティム・ホークラントの右CKにシャライが右足で合わせ、ゴールネットを揺らしたが、ホークラントのキックがゴールラインを割っていたとしてノーゴールの判定。その後の反撃も及ばず、3月1日のバイエルン戦(1-5)以来、8試合ぶりの黒星を喫した。

 3-1で逃げ切ったシュツットガルトは2試合ぶりの白星で3戦負けなし(2勝1分)。勝ち点を31に伸ばすと、残り3試合で2部との入れ替え戦に回る16位ハンブルガーSVとの勝ち点差を「4」に広げ、残留に大きく前進した。


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