[4.20 プレミアリーグ第35節 ノリッジ2-3リバプール]

　プレミアリーグは20日、第35節2日目を行い、首位のリバプールが下位に沈むノリッジのホームに乗り込んだ。苦しみながらも3-2の勝利を収めたリバプールは首位をキープした。

　24年ぶりのリーグ制覇へラストスパートをかけるリバプールがいきなり先制に成功する。前半4分、MFコウチーニョのパスを受けたMFラヒーム・スターリングがドリブルで中央に切り込むと右足を一閃。強烈なシュートがゴールネットに突き刺さった。

　さらにエースが追加点を奪う。前半11分、DFジョン・フラナガンのスルーパスに抜け出したスターリングが、グラウンダーのクロスをゴール前に送る。そこに走り込んだのがFWルイス・スアレス。相手DFのマークを巧みな動きではがすと、得点王レース独走となる自身30点目を右足で鮮やかに流し込んだ。

　後半9分に1点を返されるが、同17分に再びリードを広げる。スターリングが中央突破を試みると、前方のスアレスがDFを引き連れてドリブルコースを作り出す。楽々とPA内に侵入したスターリングのシュートはDFに当たってコースが変わるが、ゴールに吸い込まれた。

　その後、ノリッジの反撃を1点に抑えて辛うじて逃げ切ったリバプールは11連勝を達成。勝ち点を80に伸ばし、サンダーランドに敗れた2位チェルシーとの勝ち点差を5に広げた。27日に行われる次節はチェルシーとの直接対決を迎える。

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