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小林&大久保が2トップ弾!!川崎FがACL3度目のGL突破決める

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[4.22 ACLグループリーグ第6節 川崎F3-1蔚山現代 等々力]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は22日、グループリーグ第6節を行い、H組の川崎フロンターレはホームで蔚山現代(韓国)と対戦し、3-1で勝った。ACL3連勝で4勝2敗の勝ち点12に伸ばし、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)に次ぐH組2位でのグループリーグ突破が決定。09年大会以来、3度目の決勝トーナメント進出を果たした。

 引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる川崎Fは19日のJ1浦和戦(0-1)から先発一人を変更し、DF井川祐輔に代わってDF中澤聡太が先発。体調不良で前日練習を休んだFW大久保嘉人も先発し、FW小林悠と2トップを組んだ。
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 引き分け以上が自力突破の条件ながら、立ち上がりから果敢に攻め込んだ。前半4分、FWレナトが左足ミドルを狙うと、同12分には大久保の浮き球のパスに反応した小林がPA内右の角度のない位置から右足を振り抜く。同20分、MF中村憲剛の縦パスを受けたレナトがドリブルで仕掛け、左足でシュート。惜しくも右ポストを直撃すると、跳ね返りにレナトが自ら詰めたが、シュートはGKの体を張ったセーブに阻まれた。

 前半21分に早くも選手交代を行った蔚山もチャンスをつくる。前半25分にはFWラフィーニャがGKの頭上を越すシュートを狙うが、ゴールライン上でDFジェシがクリア。同28分、FKに合わせたMFユ・ジュンスのヘディングシュートはGK西部洋平がビッグセーブで弾いた。

 すると前半32分、背番号14の“キラーパス”から先制点が生まれた。MF大島僚太の横パスを中村が右足ダイレクトで前線へ絶妙なスルーパス。低くて速い弾道のパスが相手守備陣を切り裂き、小林がドリブルから右足でゴール右隅に流し込んだ。

 今月9日に誕生したばかりの第一子(長男)の結翔(ゆいと)くんに自ら捧げるゴールを決めた小林はチームメイトと“ゆりかごダンス”を披露。直後の前半34分にはMF森谷賢太郎のスルーパスに抜け出した大久保が右足で追加点を奪い、2-0とリードを広げた。

 しかし、わずか2分後の前半36分、蔚山は右クロスに走り込んだラフィーニャが左足で合わせ、1点を返す。川崎Fも同41分にレナトがゴール前に抜け出す決定機を迎えたが、シュートはGKが左足1本でセーブ。前半は2-1と川崎Fの1点リードで折り返した。

 後半立ち上がりの4分にもレナトのヒールパスから大久保がゴール前に抜け出し、右足でシュートを打ったが、わずかにゴール左へ。絶好のチャンスを逃すと、その後は勝てばグループリーグを突破できる蔚山の反撃に耐える展開となった。徐々に川崎Fのミスも増え始め、蔚山に押し込まれる時間が続くが、長身のFWキム・シンウクの高さを使った攻撃も粘り強く跳ね返す。後半32分には森谷に代えてMF山本真希を投入。すると、その直後の右CKだった。

 中村のキックに合わせたジェシのヘディングシュートは左ポストを弾いてゴールネットを揺らし、勝利を決定づける3点目。後半38分には大久保に代わってMFパウリーニョがピッチに入り、逃げ切り体勢に入った。後半39分、DFイ・ヨンの高く上げた足が小林の顔面に当たる悪質なファウルもあったが、小林はすぐにプレーを続行。そのまま3-1で試合を締めくくった。

 ACL3連勝を飾った川崎Fは勝ち点12でウェスタン・シドニーと並び、直接対決の成績(勝ち点、得失点差、総得点。アウェーゴールの適用はなし)も同じだったが、グループ全体の得失点差で下回り、H組2位でのグループリーグ突破が決定。5月7、14日の決勝トーナメント1回戦ではF組1位と対戦する。

(取材・文 西山紘平)

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