beacon

[CL]アトレティコ戦に集中のモウリーニョ リバプール戦は選手を温存?

このエントリーをはてなブックマークに追加

プレミア逆転優勝よりCL制覇に専念か

 チェルシーは22日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグでアトレティコ・マドリーと対戦し、0-0で引き分けた。ジョゼ・モウリーニョ監督は、プレミアリーグ制覇よりも欧州でタイトルを獲ることを優先に考えたいようだ。

 主力に負傷者が出ているチェルシーは、今週末のプレミアリーグで首位リヴァプールと対戦する。ここで勝てば勝ち点2差まで詰め寄ることができるが、30日にはアトレティコをホームに迎えてのセカンドレグが待っている状況だ。

 モウリーニョ監督は、クラブに相談した上でリバプール戦のメンバーを選ぶとしている。アトレティコ戦後の指揮官のコメントを、イギリス『スカイ・スポーツ』などが伝えた。

「私は一人で決めることができない。クラブの考えを聞かなければいけないだろう。私はその一部だ。監督であり、それより大きなものではない」

「日曜日に試合がある。私の手の中にない問題だと思う。我々はイングリッシュフットボールを代表している。今、ヨーロッパの大会で戦っている唯一のイングリッシュチームだ。私はクラブではない。クラブと話さなければいけないね。私は、水曜日にプレーしそうにない選手をプレーさせるだろう」

 守備的な戦術で0-0に持ち込んだアトレティコ戦については、次のように述べた。

「0ー0で終わることを考えてスタートしたわけではない。ただ、試合の方向性を考え、安全にいかなければいけないと感じた。相手にチャンスを与えず、数回のチャンスを生かそうと考えた。そういった中で1点取ることができれば、素晴らしい結果になっていただろう。それはできなかったけれどね」

 MFエデン・アザールとFWサミュエル・エトーは、コンディションの問題で欠場した。この試合ではGKペトル・チェフとDFジョン・テリーが負傷で交代。MFフランク・ランパードとジョン・オビ・ミエルは、累積警告でセカンドレグに出られない。

「我々は試合前から問題があった。そして、試合中にも問題が起きた。4人を失った。2人をケガで、2人をイエローカードで失うことになったね。だが、我々は戦うよ」

「(出場停止だったDFブラニスラフ・)イバノビッチは戻る。(チェフに代わって途中出場したGKマーク・)シュウォーツァーは、我々が彼を信頼していることを証明した。普段あまりプレーしていないアシュリー・コールのような選手も、見事にやっていたね」

▼関連リンク
欧州CL13-14特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP