サネッティは素晴らしいディレクターになるとも

　インテルのマッシモ・モラッティ名誉会長が、かつてクラブに3冠をもたらした現チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督について、いつか復帰を願っていると語った。

　2010年にクラブの歴史に残る快挙を達成したモウリーニョ監督とモラッティ名誉会長。その後、前者はレアル・マドリーへ去り、今季からチェルシーに復帰した。後者は今季途中にクラブをエリック・トヒル氏に売却。会長職を辞し、名誉会長となっている。

　イタリア『テレロンバルディア』でのモラッティ名誉会長のコメントを、イタリア『スポーツメディアセット』が伝えている。

「モウリーニョ?　私は、彼が戻ってくるだろうと知っている。今は無理だね。もっと先になってからだ。素晴らしい指揮官である(ワルテル・)マッツァーリ監督がスクデットを3回獲得してからかもしれない」

「私はよく考えるんだ。多くの選手を獲得する代わりに、ジョゼを戻せるんじゃないかってね。でも、物事をするときには良識が必要だ」

　また、モラッティ名誉会長はMFハビエル・サネッティについても言及している。

「彼はインテルの歴史だ。私の下では、いつか新会長になれると分かっていた。彼はクラブのすべてを知っており、尊敬されていて、適切なイメージを持っているからだ」

「今はトヒル会長がやってきた。彼は賢い人だ。だから、サネッティは代表的な意味だけでなく、実務的な仕事でインテルに残るだろう。彼は私生活もスポーツ面の生活も管理できてきたから、素晴らしいディレクターになるだろうね」

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