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[CL]公式戦5戦ぶり先発で勝利に貢献、CR7「自信はより大きい」

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[4.23 欧州CL準決勝第1戦 R・マドリー1-0バイエルン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は23日、準決勝第1戦を行い、12シーズンぶりの優勝を狙うレアル・マドリー(スペイン)はホームで前回王者のバイエルン(ドイツ)と対戦し、1-0で競り勝った。互いに今季3冠の可能性を残す両雄の激突。注目の第1ラウンドはレアルが先勝し、29日の第2戦ではバイエルンのホームに乗り込む。

 本拠地で完封勝利を手に入れたR・マドリー。試合後、FWクリスティアーノ・ロナウドは「難しい試合になることは分かっていた。僕らの相手は欧州王者なんだから。だけど物事がうまく行き、僕らにはちょっとしたリードがある」と先勝という結果を喜んだ。

 左膝痛で離脱していたC・ロナウドにとっては、2日の欧州CL準々決勝第1戦・ドルトムント戦以来、実に公式戦5試合ぶりの先発復帰。しかし、ブランクを感じさせることなくプレーをみせた。チームのカルロ・アンチェロッティ監督は「クリスティアーノはファンタスティックなほど力を出してくれた。問題なくプレーできる状態だったし、幸運なことに全てが上手く行った」とエースを称えた。

「ここ数日、クリスティアーノはスプリントの練習を少ししかしていない」と指揮官が明かしたように、万全の状態だったわけでなはい。それでも、復帰戦の感触を問われたC・ロナウドは「いい感じだった」とコメント。

「今日は少し恐れがあった。特にダッシュの時がそうだったけど、それは普通のこと。筋肉系の怪我はそういうのがつきもの。今僕の自信はより大きい。いい感じだったし、痛みなど何も感じていなくて、それは状態がパーフェクトだってことなんだから。最後は僕が決める。医師は彼自身の意見を持っていて、僕は自分の意見を言う」と淡々と話した。

 復帰戦ということもあり、この日の試合では1-0でリードした後半28分に交代した。指揮官は交代の理由について「クリスティアーノ交代は試合前に決めていた」と説明すると、「リスクは1時間プレーした後に大きく生まれるもの。100%の状態ではなかったが良い仕事をしてくれた。献身的な試合をしてくれたし、火曜日はもっと良い状態だろう」と第2戦でのエースの活躍を期待した。


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