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2ゴールのルーニーとマタがギグス暫定監督を称賛

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 ライアン・ギグス暫定監督の下、26日のリーグ戦でノリッジ・シティを4-0で撃破したマンチェスター・ユナイテッド。2ゴールを挙げて勝利をもたらしたFWウェイン・ルーニーとMFフアン・マタのコメントを、クラブの公式HPが伝えている。

 ルーニーは「ノリッジは残留をかけている状況だし、厳しい試合になるのはわかっていた。ハーフタイムを1-0で迎えられたのは良かったね。追加点が必要だったし、実際にゴールを取れてからは楽にプレーできた。最終的には良い勝利だったよ」と、ホームでの勝ち点3獲得を喜んだ。

 27年間に渡り、アレックス・ファーガソン監督がチームを率いていたユナイテッドにとって、シーズン中に監督が代わることは、極めて異例なことだ。ルーニーも「チームにとって、難しい1週間だった。ネガティブな話題が多いのもわかっていたよ。チームにとって辛い時期だったから、適切な形に戻したいと思った」と認める。そして「チームは、今シーズン中に見せたパフォーマンス以上の力を本来は持っている。(ノリッジ戦は)実力を見せられたと思うし、良い形でシーズンを終えることが大事だ」と、気を引き締めた。

 ただし、これまで一緒にプレーしてきたギグスが指揮を執っていることについては、「彼とは10年、一緒にプレーしているからね。」と、違和感を隠せないようだ。それでも「ギグシー(ギグスの愛称)は経験豊富な選手だし、コーチの1人でもある。彼は監督になるべくしてなった。それをチームも実感しているよ。監督を引き受けてからの彼自身の立ち振る舞いからも実感している。彼のためにプレーして、勝利を挙げられるのは素晴らしいこと。ギグシーは次の監督になれるだけの要素をすべて満たしていると思う。ただ、最終的な結論は、クラブの役員が出して、ギグス本人が決めることだから」と、来季以降も監督を務められる存在だと太鼓判を押す。

 そんなルーニーに同調するのが、チームに加入したばかりのMFフアン・マタだ。ノリッジ戦は先発メンバーから外されたが、マタは全幅の信頼をウェールズ人監督に寄せている。「ギグス監督の下でプレーできるのは光栄なことだよ。彼はマンチェスター・ユナイテッドを代表するに、ふさわしい存在。このクラブで生まれ育った選手でもあるしね。チームにとっても、彼がトレーニンググラウンドにいることは重要だし、毎試合一緒にいられるのは光栄なことだ。チームはシーズン終了まで、彼の下で試合を楽しむだけだよ」と、話している。

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