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D・アウベス:「バナナ? 馬鹿な奴らは笑ってやるべき」

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ビラノバについては「最後まで戦う姿勢示した」

 27日のリーガ・エスパニョーラ第35節、バルセロナは敵地エル・マドリガルでのビジャレアル戦で3-2の逆転勝利を収めた。DFダニエウ・アウベスは試合後、人種差別のバナナを食べた理由を説明している。スペイン『ムンド・デポルティボ』がコメントを伝えた。

 この試合の後半30分、CKを蹴ろうとしたD・アウベスはファンによって投げられたバナナを拾い、皮をむいて実を口にほおばった。ブラジル代表DFは試合後、その行動について次のように話した。

「(人種差別行為には)あのような行動を取ってやらなければならない。このようなことはもう、僕たちに変えられはしないんだ。11年前からスペインにいるが、ずっと同じであり続けている。馬鹿な奴らは笑ってやらないといけない」

 バルセロナ前監督ティト・ビラノバ氏についても言及している。

「幸せな最後ではなかったけど、彼は最後まで戦い続けなければならないことを示した。もし勝てなかったとしても、最後まで戦い続けたことは誇れるはずだ」

 低調とも指摘されるチームのパフォーマンスについても語った。

「何度も向かい風に吹かれながらも、チームは素晴らしいプレーを見せているはずだ。僕たちは人間であり、サッカーをプレーするためには200%の状態でなければならない。これは言い訳ではなく…、本当に難しいことなんだ」


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