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フィテッセ、最終節敗戦で6位フィニッシュ…EL出場権かけてプレーオフへ

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[5.3 エールディビジ第34節 ユトレヒト2-1フィテッセ]

 エールディビジは3日、各地で第34節を行った。FWハーフナー・マイクの所属するフィテッセは敵地でユトレヒトと対戦し、1-2で敗れた。今季限りで契約が満了し、退団を明言しているハーフナーは、先発出場も精彩を欠き、リーグ最終戦は前半のみの出場に終わった。

 試合は前半7分、フィテッセはDFディン・モリが中盤でFWファン・アグデロにボールを奪われ、そのままドリブル突破から右足シュート。同36分には、MFトーマス・オアーの浮き球パスに抜け出したアグデロが右足シュート。ともにGKピート・フェルトハイゼンの好セーブで防いだものの、同40分にFWスティーブ・デ・リッデルに先制点を許して、0-1で前半を折り返した。

 追う展開となったフィテッセは後半開始から動く。ハーフナーとDFケルビン・レールダムを下げて、FWレナト・イバーラとMFザカリア・ラビアドを投入すると、この采配が奏功する。同12分、イバーラの落としたボールをラビアドが右足ミドル。この無回転シュートをGKロビン・ライターが弾き切れずにゴールラインを割り、1-1と試合は振り出しに戻った。

 さらに攻勢を強めたフィテッセは、前がかりとなり、逆にそこを突かれて勝ち越しを許してしまう。後半35分、FWヤコブ・ムレンガのパスからアグデロに右足で決められて、1-2。フィテッセは終盤に猛攻を仕掛けるも同点とすることができず、そのまま1-2で試合終了。7試合白星なし(3分4敗)でリーグ戦を終えた。

 これでフィテッセの最終順位は6位に決定。5位~8位の4チームで行われる、ヨーロッパリーグ(EL)予選2回戦からの出場権を掛けたプレーオフに参戦することとなった。


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