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レバンテMF:「サルと呼ばれたからサルのように踊った」

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レバンテ対アトレティコで人種差別行為か

 レバンテMFパパクリ・ディオプが4日のリーガエスパニョーラ第36節、本拠地シウター・デ・バレンシアでのアトレティコ・マドリー(2-0)戦で、アトレティコファンから「サル」と呼ばれたことを証言している。スペイン『マルカ』が報じた。

 後半アディショナルタイム、アトレティコファンが陣取るスタンド付近のコーナーエリアでボールを保持していたP・ディオプは、終了のホイッスルが吹かれた直後にボールを蹴り上げ、ファンに対して何かを叫ぶとともに踊りを見せた。するとファンを挑発したと考えたアトレティコDFディエゴ・ゴディンと衝突し、両チームの選手たちが入り乱れる事態に発展。P・ディオプはアトレティコFWジエゴ・コスタになだめられながら、その場を離れている。

 セネガル人MFはその後、スタジアムの会見場で騒動の経緯を説明している。

「僕のことをサルと呼んだから、彼らの方を向いてサルの動きを真似た。サッカー界の人種差別にはもう疲れた。きりがないよ。今日の試合では、ずっと彼らの標的となっていたんだ」

「サルのように踊ったのは、彼らの言ったことに対抗するためだ。人々が何が起こったのかを知ってほしかった。それが人種差別か敬意を欠く行為かは分からないが、サルと叫ぶ行為はもう止めさせるべきなんだ」

 この試合では、9000人のアトレティコファンがレバンテのスタジアムに訪れていた。


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