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鳥栖が2戦連続1-0勝利で暫定首位浮上、柏は9戦ぶり黒星で今季2敗目

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[5.6 J1第12節 鳥栖1-0柏 ベアスタ]

 サガン鳥栖はホームで柏レイソルに1-0で競り勝ち、2連勝を飾った。前節・清水戦に続く2試合連続の1-0勝利。柏の連勝は3で止まり、3月15日の名古屋戦(0-1)以来、9試合ぶりとなる今季2敗目を喫した。

 立ち上がりの1点で試合は決まった。前半5分、自陣からDF丹羽竜平がロングフィードを送ると、DF鈴木大輔がかぶってボールがゴール前に抜け、FW早坂良太がGKとの1対1から冷静に右足で先制点。ホームの鳥栖が幸先よくリードを奪った。

 その後は一転して膠着状態に。前半のシュート数は鳥栖が2本。MF大谷秀和が今季初の欠場となり、MF秋野央樹がプロ初先発を果たした柏はシュートゼロという静かな45分間だった。

 柏は後半開始からMF太田徹郎に代えてMF狩野健太を投入。4-4-2にシステムを変更して反撃に出た。後半21分にはMF茨田陽生の浮き球のパスにFW田中順也がヘディングで合わせるが、右ポストを直撃。跳ね返りに反応した狩野のシュートもGK林彰洋の好セーブに阻まれた。

 結局、試合は1-0のまま鳥栖が逃げ切り勝ち。後半は押し込まれながらも2試合連続の無失点に抑え、林は「ポストに助けられているので、ポストに感謝したい」と冗談交じりに完封勝利を喜んだ。

 このあとに行われた試合で首位の浦和が引き分け、2位鹿島も敗れていたため、勝ち点を24に伸ばした鳥栖が、浦和に勝ち点1差を付け、暫定首位に立った。勝ち点21の広島が1試合未消化のため暫定順位だが、第2節終了時点以来、10節ぶりの首位浮上。決勝点の早坂は「まだ始まったばかりなので、そこ(首位)は意識せず、1試合1試合やっていきたい」と気を引き締めていた。


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