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GW連戦にも「走力で上回った」湘南が開幕12連勝

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[5.6 J2第12節 湘南2-1栃木 BMWス]

 首位を独走する湘南ベルマーレがJリーグ記録を開幕12連勝に更新した。ホームに4位栃木SCを迎え、2-1で勝利。2連勝中の栃木に3試合ぶりの土を付け、開幕連勝記録を「12」にまで伸ばした。

 湘南は前半8分、自陣からの長いFKにFW大槻周平がヘディングで競って流れてきたボールをMF藤田征也が右足ダイレクトで振り抜く。「得点やアシストという数字に残る結果が欲しかったので、それをホームで決められてよかった」と話した藤田の移籍後初ゴールが先制点となった。

 栃木も前半24分、FW瀬沼優司からのパスをMF近藤祐介が左足ダイレクトで叩き込み、1-1の同点に追いついた。しかし、湘南は前半43分にMF永木亮太が右足で鮮やかな直接FKを沈め、2-1。前半を1点リードで折り返すと、粘る栃木の反撃を振り切り、そのまま2-1で逃げ切った。

 チョウ・キジェ監督は試合後のインタビューで「うちは横綱相撲を取れるようなチームではない。失点の仕方は悪かったが、走力で相手を上回れた。そこが(連戦の)4試合目でも落ちなかったことが勝因だと思う」と淡々と振り返った。ゴールデンウィーク4連戦を4連勝。開幕から無傷の12連勝となったが、「勝ったことは今日だけ喜んで、次の試合に向かっていきたい」と、表情一つ変えなかった。


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