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69歳老将も喜び爆発、京都がトリックFK完成させる

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[5.6 J2第12節 横浜FC0-2京都 ニッパ球]

 6日に行われたJ2第12節の横浜FC戦で京都サンガF.C.がトリックFKを完成させた。

 京都が1点リードで迎えた前半43分、まずは横浜FCのGK渋谷飛翔が遅延行為を取られる。京都にエリア内からのFKが与えられたが、素早くリスタートしようとしたボールを今度はDFドウグラスが触って、クイックFKを阻止してしまう。これにより、京都にはゴール前、ペナルティースポットあたりから間接FKが与えられる。

 ここで京都が奇策に出る。DF比嘉祐介を先頭に京都の6選手が一列になる。次々とボールを飛び越えると、4人目のFW横谷繁がチョコンと触る。そこに5人目のDF石櫃洋祐が走り込むと、右足ズドン。糸を引くようなシュートがゴールネットに突き刺さった。

 第2節の福岡戦でも京都は右サイドからのFKで同様の作戦をとったが、今度はゴール前で見せ、豪快にネットを揺らして見せた。これには69歳の老将バドゥ監督も何度もガッツポーズを見せ、喜びを爆発させていた。

 試合は2-0で京都が勝利している。

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