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C大阪、ホーム第1戦で5失点惨敗…8強入りは絶望的に

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[5.6 ACL決勝トーナメント1回戦第1戦 C大阪1-5広州恒大 ヤンマー]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は6日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、セレッソ大阪はホームで前回王者の広州恒大(中国)と対戦し、1-5で敗れた。第2戦は13日に広州のホームで行われる。

 C大阪はGKキム・ジンヒョンが公式戦4試合ぶりに先発復帰。システムは3-4-2-1でスタートし、公式戦3試合ぶりの先発となったDFゴイコ・カチャルがボランチの位置でMF扇原貴宏とコンビを組み、MF山口蛍は右ウイングバックで先発した。

 ホームで先勝したいC大阪だったが、アジア王者に力の差を見せつけられた。広州は前半22分、FWアレッサンドロ・ディアマンティの絶妙なスルーパスに抜け出したFWムリチが右足で先制点。C大阪も同30分、MF柿谷曜一朗が右サイドに展開し、ニアサイドに走り込んでDFを引き付けると、FWフォルランがマイナス気味に折り返したボールを長谷川が右足ダイレクトでゴール左隅に流し込んだ。

 1-1の同点に追いついたC大阪だが、直後の前半33分、自陣PA内でDF染谷悠太がFWエウケソンを倒してしまい、PKを献上。これをエウケソンが自らゴール左に蹴り込み、広州が2-1と勝ち越した。同37分にはディアマンティのFKにエウケソンが頭で合わせる追加点。前半は3-1と広州の2点リードで折り返した。

 C大阪はハーフタイムに染谷とDF藤本康太を下げ、DF酒本憲幸、FW南野拓実を投入。2人を同時交代し、システムも4-4-2に変更した。後半9分、フォルランの左クロスから南野が左足ボレーを狙うが、ミートせず。同14分には柿谷が右足ミドルを打ったが、GKの正面を突いた。

 後半19分、扇原に代えてFW杉本健勇を投入し、最後のカードを切るが、広州は後半33分、ムリチの左クロスから途中出場のFWガオ林が追加点。同39分にはガオ林の左クロスをムリチが右肩で押し込み、5-1とダメを押した。アウェーでの第2戦に向け、1点でも返しておきたいC大阪だったが、その後も広州に圧倒され、反撃は空転。ホームでの第1戦に1-5の大敗を喫し、ベスト8進出は極めて難しくなった。


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