ミランMFカカが、来季もミランにとどまりたい意向を示した。また、ブラジルW杯を戦うブラジル代表メンバーから外れたことについても言及している。

　カカは8日、ミラノ市内で行われた第19回「ジェントルマン・アワード」の授賞式に出席。リーグ全体のジェントルマン賞を受賞した。なお、インテルの日本代表DF長友佑都も候補に挙がっていたが、受賞はならなかった。授賞式の場でカカは、まずは7日に発表されたブラジル代表メンバーについて言及した。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「ブラジルW杯に出られないのは残念だけど、悲しみはないよ。スコラーリ監督の考えは一貫していた。もし招集されていたならサプライズだったよ」

　またカカはブラジル代表を振り返り、次のように話している。

「ロナウドは“本物”だった。クリスティアーノ・ロナウドも素晴らしい選手だということは分かっているが、僕はロナウドの信じられないプレーを見ているんだ。彼は本当に本当に特別だった」

　来季の去就については不透明な部分の多いカカ。先月にはMLSのオーランド・シティと口頭で合意に達したと報じられるなど、移籍話も飛び交っている。だがカカ本人はミランに残留したい考えを明かしている。

「僕のここでの契約はあと1年残っている。うまくいっているし、とても幸せなんだ。僕を歓迎してくれているし、今はヨーロッパリーグ出場という目標に向かってプレーしたい。僕はベストを尽くす。でも今は本当にうまくいっているんだ。適切なポジションもみつけた。やはり僕は攻撃的なポジションの方がいい」

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