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[AFCフットサル選手権2014]PK戦にもつれた激戦を制し、日本が初の大会連覇!!

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[5.10 AFCフットサル選手権2014決勝 日本代表2-2(PK3-0)イラン代表 ホーチミン]

 AFCフットサル選手権は10日、大会最終日を迎え、2連覇を目指す日本代表は王座奪還を狙うイラン代表と対戦した。先制を許した日本だが、FP稲葉洸太郎のゴールで同点に追いつき、試合は1-1のまま延長戦へ。延長戦でも先に点を取られたが、パワープレーから今大会無得点だったFP渡邉知晃がゴールを決めて、再び試合を振り出しに戻す。決着の行方はPK戦に委ねられると、先攻の日本は3人が成功。対するイランのシュートを今大会初出場のGK関口優志がすべて止め、日本が初めてアジア選手権連覇を達成した。

 日本代表は今大会初出場となるGK関口優志が先発。FP滝田学、FP森岡薫、FP仁部屋和弘、FP吉川智晃というスターティングファイブで試合に臨んだ。股関節に不安を抱えるGK川原永光とFP佐藤亮がベンチ入りメンバーから外れ、FP中村友亮がベンチに入っている。

 開始25秒、日本代表は敵陣までボールを運び、滝田のパスを受けた吉川がシュートを打つが、GKサミミに防がれる。良い試合の入りを見せたが、すぐにイランも反撃を開始。高い位置からプレッシングを仕掛け、日本からボールを奪い、次々とシュートを打つ。前半3分にはFPバファエイやFPタエビらがゴールを脅かすが、GK関口も好反応を見せて得点を許さない。

 7分にもイランは、自陣低い位置の右サイドからFPエスマエイルポウルが左サイドのFPタヘリにサイドチェンジのパスを出す。パスを出したエスマイルポウサは一気に前方へ駆け上がり、タヘリからのリターンを受けてシュート。ダイナミックなワンツーからゴールを狙ったが、シュートは右へ逸れて行った。

 イランの猛攻に耐えていた日本だが、8分にFPタバコリにミドルシュートを決められ、1点を追う展開となる。その後も、イランのプレッシングに苦しめられ、日本は敵陣までボールを運べない。日本を押し込むイランは13分にエスマエイルポウルのシュートが左ポストを叩くなど、決定機をつくりながらも追加点が挙げられなかった。

 前半残り5分近くになり、日本もFP稲葉洸太郎や仁部屋がゴールを狙ったが、シュートを枠に飛ばせない。対するイランも前半終了間際まで続け、残り21秒、2秒と決定機を得たが、前半はイランが1点をリードしたまま折り返した。

 後半の立ちあがりも、イランは日本に前からプレッシングを掛けて簡単にプレーさせない。3分にはタバコリが強烈なシュートを放ったが、ボールは右へ外れて行った。GK関口を中心にゴールを守った日本は、6分にFKを獲得すると、これを稲葉が決めて試合を振り出しに戻した。少しずつ流れをつかんだ日本は、星が立て続けにゴールを狙うが、GKに阻まれる。

 少しずつチャンスの回数を増やした日本は、残り7分5秒でイランに5つ目のファウルをさせる。前半17分には第2PKのチャンスを得たが、稲葉のシュートは枠を捉えられなかった。残り3分を切り、イランも個人技を見せてチャンスをつくるが、GK関口を中心にゴールを与えない。結局、前後半を終えて1-1のまま、延長戦に突入した。

 延長前半2分、イランは左サイドをバファエイが突破。2対1の状況をつくると、タエビにパスを通す。タエビがGK関口の股を抜くシュートを決めて、再びイランが勝ち越す。延長後半に入ると日本はパワープレーを開始。キックオフから37秒だった。FP渡邉知晃がPA外からシュート。ゴール前のDFに当たったボールはゴールに吸い込まれ、日本が試合を振り出しに戻した。ここからは両チームがパワープレーに出る。しかし、両者ともに得点を動かせずに試合は2-2のまま終了。

 迎えたPK戦、先行した日本は3人が全員成功。そしてGK関口が3人連続セーブの離れ業を見せて、見事に2連覇を達成した。
(取材・文 河合拓)


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