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スタンダールはプレーオフ3敗目…首位キープできず3位まで転落も

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[5.11 ベルギーリーグPO1第8節 スタンダール・リエージュ0-1クラブ・ブルージュ]

 ベルギーリーグは11日、プレーオフ1の第8節2日目を行った。日本代表GK川島永嗣の所属するスタンダール・リエージュはホームでクラブ・ブルージュと対戦し、0-1で敗れた。川島はフル出場。約10か月ぶりに練習に復帰したFW小野裕二はベンチ入りしなかった。

 プレーオフ1は第7節を終えて、スタンダールが勝ち点43で首位につけているが、勝ち点1差で2位アンデルレヒト(得失点差+4)、3位クラブ・ブルージュ(+3)が並んでいる。スタンダールは残り3試合で勝ち点を取りこぼすことなく、首位で終えて、来季の欧州CLの出場権を獲得したい。

 前節、6試合ぶりの白星を挙げたスタンダールは、試合開始から相手ゴールに迫った。前半18分、右クロスをFWミッキー・バチュアイが頭で合わせたが、GKに阻まれる。さらに同39分には右FKから、ゴール前に走り込んだDFカヌが右足で合わせたが、GKの正面を突き、なかなか先制点を挙げることができない。

 0-0で折り返した後半もスタンダールが試合を優位に進める。しかし、なかなかゴールネットを揺らせないでいると同13分に痛恨の先制点を許してしまう。PAの外でボールを回され、最後はMFバルデマル・ソボタにドリブルで中央を突破されて右足シュート。川島も懸命に飛びついたが、右手をかすめて、ゴールに収まった。

 1点を追う展開となったスタンダールはさらに攻勢を強める。しかし、クラブ・ブルージュの守備を突破できず、1点が遠い。スタンダールは終盤の猛攻も実らず、そのまま0-1で上位対決を落とし、首位陥落。さらに今節アンデルレヒトが引き分け以上の結果で3位まで転落する。


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