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W杯メンバー発表会見速報(3)

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 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は12日、ブラジルW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表した。指揮官は23人の名前を読み上げ、続けて会見を行っている。

―ケガから復帰したばかりのMF長谷部誠(ニュルンベルク)、まだ実戦復帰していないDF内田篤人(シャルケ)、DF吉田麻也(サウサンプトン)も入っているが、彼らはW杯までに100%の状態に戻る確信があるのか、それとも希望的観測を含めた“賭け”なのか?
「考えたのは、まず14日の初戦まで1か月ちょっと。メディカルスタッフ、コンディショニングスタッフを情報交換をして、彼らの意見を踏まえたうえで、選手たちの状況を把握してきた。合流のタイミングからこれらの選手は100%の状態でトレーニングできるという情報を聞いている。ブラジルに入るまでに3試合あるから、彼らのコンディションを高めることもできる。当然、物事をどうとらえるか。イタリアでは、グラスに半分の水が入っている場合、半分しか入っていないと考えるか、半分も入っていると考えるか。今回のケースでは、半分も入っているという解釈をすれば、彼らはたくさんの休む時間があったなという捉え方もできる」

―長い間、代表から外れていたFW大久保嘉人(川崎F)が入ったが?
「考え方としては、これまでどうして呼んでこなかったのかを説明したほうが話が早いと思う。非常に経験があり、嗅覚があり、どこに行けばチャンスが生まれるか分かっている選手。そういう意味では、それ以外の選手を成長させることが大切だとこれまでは考えてきた・・・」

―23人に絞るうえで最も悩んだことは?
「やはり23人しか呼べないことが大前提で、この4年間代表に貢献してくれたメンバーがこのリストに入らないことに苦しい思いもしたし、若い選手をリストに入れることができないかも正直迷った。ブラッター会長に電話をして、23人以上呼べないかお願いしたが、かなわなかった」


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