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W杯メンバー発表会見速報(5)

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 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は12日、ブラジルW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表した。指揮官は23人の名前を読み上げ、続けて会見を行っている。

―MF香川真司(マンチェスター・U)は今季無得点で終わったが、状態をどう見ているか? また、グループリーグの中でどうしても結果がほしい展開で引いて守るような戦い方も考えているのか?
「個人の話に興味がいきがちだが、個人の話をするときには、チームの話を同時にしないといけない。昨季の香川はいいパフォーマンスを見せていたし、クラブもいい結果を残していた。今季はチームがうまくいかなった、その影響を受けて、香川自身も他の選手と同様にパフォーマンス、結果が昨季と比べて落ちただけではないかと思う。監督としての思いとしては、当然、チームづくりを進めていくうえで彼をサポートするということを考えている。

 2つの目の質問については、主導権を握った戦いをしたいのが大前提で、それができないことも想定しているが、チームの中でそういう場合の戦術的な準備というのは進めている」

―23人にはどんな気持ちで大会に臨んでほしいか? 監督にとってW杯はどういう存在か?
「自分が夢を見るのは目をつむったときだけ。つまり眠っているときだけ。関東として、実際に目の前にあることをしっかりと把握しないといけない。

 選手に持ってほしい気持ちは、常にポジティブな気持ちでいてほしいと思っている。この4年間、参加した大会はコンフェデ以外、ほとんどすべての大会で結果を残している。時にはいわゆる格上と呼ばれる相手にいい戦いをしたこともある。そういうことを考えると、これまでやってきた、信じてきたサッカーをブラッシュアップして、精度を高めていくという気持ちを持ってほしい。最高のチームが手元にあるという思いでいる。このチームであればいいサッカーができると思っている。フィジカルコンディションが伴えばということだが、最高のプレーができると思っていて、こういうチャンスを与えてくれたJFAに感謝したい。繰り返しになるが、常にポジティブな姿勢で臨みたい。もし結果が出ない、負けたときには素直に対戦相手のところに行って称えられるような試合をしたい。すべての対戦相手をリスペクトしないといけないが、怖がる必要はない。最大のミスがあるとすれば、対戦相手を恐れることがミスだと思う。チームにはできるだけストレスのかからない環境をつくりたいし、自分たちのサッカーに集中させたい」


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