beacon

C大阪は第2戦で勝利も…第1戦の大敗が響き16強敗退

このエントリーをはてなブックマークに追加

[5.13 ACL決勝トーナメント1回戦第2戦 広州恒大0-1 C大阪 広州]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は13日、決勝トーナメント1回戦第2戦を行い、セレッソ大阪は敵地で広州恒大(中国)と対戦した。ホームでの第1戦を1-5で落としていたC大阪は、ベスト8に進むためには5点差以上での勝利、もしくは6得点以上での4点差勝ちという厳しい状況。後半3分にオウンゴールで先制したC大阪だったが、追加点を挙げることはできず。第2戦を1-0で制したものの、2試合合計2-5で敗れ、ベスト16敗退となった。

 C大阪は日本代表MF山口蛍、FW柿谷曜一朗らをベンチに置き、3-4-2-1の布陣で試合に臨んだ。最終ラインには、DF小谷祐喜、藤本康太、山下達也。右WBに安藤淳、左WBに新井場徹、ボランチに安藤淳と扇原貴宏、2列目にミッチ・ニコルスと楠神順平が並び、1トップにFW永井龍が入った。

 今季、ここまで出場機会に恵まれていなかった選手が多く先発したC大阪は、FWミッチ・ニコルスがゴールを狙うなど、見せ場をつくったが得点は挙げられない。第1戦で大勝していた広州恒大も、24分には右サイドからFWアレッサンドロ・ディアマンティが入れたクロスにMFチャオ・シュリーが飛び込んだが、GKキム・ジンヒョンの好セーブに阻まれた。後半27分にはC大阪もMF楠神順平が左足シュートでゴールを狙ったが、DFにブロックされて左に切れる。

 前半40分には広州恒大はFWムリキをベンチに下げ、FWガオ・リンを投入した。同43分にはFWアレッサンドロ・ディアマンティがループシュートでゴールを狙ったが、クロスバーに嫌われた。このまま前半は、0-0で折り返した。

 後半4分にC大阪は、PA内でスローインを受けた永井がゴール前に低いボールを入れる。これが詰めていた扇原の前で広州恒大DFに当たって、ゴールに転がり込み、C大阪が1点を先制した。ホームで勝利が欲しい広州恒大は、10分にディアマンティが強烈なシュートを枠内に飛ばしたが、GKキム・ジンヒョンのセーブに遭った。

 後半15分にC大阪は、楠神と染谷を同時にベンチへ下げ、MF南野拓実と山口を起用した。同28分にもC大阪はPA内で永井が決定機を得たが、シュートはGKの正面でキャッチされている。同34分にC大阪のランコ・ポポヴィッチ監督はミッチ・ニコルスを下げて、柿谷を起用して2点目を目指した。

 後半44分にはPA内でボールを持った柿谷がシュート。左ポストを叩いたボールを永井がゴールに押し込んだが、オフサイドポジションにいたため、得点は認められなかった。このまま試合は終了。2戦合計2-5で敗れたC大阪は、Jリーグ勢として初めてアウェーで広州を下したが、8強進出は達成できなかった。

▼関連リンク
ACL2014特設ページ

TOP