[5.15 ベルギーリーグPO1第9節 ロケレン1-3スタンダール・リエージュ]

　ベルギーリーグは15日、プレーオフ1の第9節を行った。日本代表GK川島永嗣の所属するスタンダール・リエージュは敵地でロケレンと対戦し、3-1で勝利した。フル出場の川島は安定したセービングで2試合ぶりの勝利に大きく貢献した。

　試合はいきなり動いた。前半1分、MFポール・ジョゼ・ムポクの右クロスをファーサイドのDFダニエル・オパレが右足ダイレクトボレー。これは相手DFのブロックに阻まれるが、こぼれ球をFWイゴール・デ・カマルゴが左足で押し込み、スタンダールが先制に成功する。さらに同30分、左CKからのゴール前での混戦からFWイモー・エゼキエルが右足ヒールで押し込んで、2-0とリードを広げた。

　攻撃の手を緩めないスタンダールは後半18分、ドリブルでPA内に侵入したエゼキエルがDFヨルゴス・ガリツィオスに倒されて、PKを獲得。これをムポクが落ち着いてGKの逆を突き、3-0。同24分には、ベルギー代表DFイェレ・ファン・ダンメの左クロスをデ・カマルゴが頭で合わせたが、枠上に外れた。

　後半アディショナルタイムには相手の反撃を受け、オパレのオウンゴールで失点したものの試合は3-1で終了。同時刻キックオフの首位アンデルレヒトはズルテ・ワレヘムに勝利したが、2位クラブ・ブルージュはゲンクに敗れたため、スタンダールが2位に浮上。最終節スタンダールが勝利し、アンデルレヒトが敗れれば、来季の欧州CLにグループリーグからストレートインすることができる。

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