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J3第12節、首位町田は2戦白星なし、終盤3発の相模原が劇的逆転勝利

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 J3第12節が18日に全国各地で開催された。初年度のJ3は1巡目の対戦が終了し、今節から2巡目の対戦に入っている。なお初年度のJ3は12クラブによる3回戦総当たりのリーグ戦を行い、覇権を争うことになる。

 1巡目を首位で終えながらも前節初黒星を喫したFC町田ゼルビアは、グルージャ盛岡をホームに迎えて2巡目初戦を白星で飾ろうと試合に臨んだ。前半2分にMF大竹隆人がいきなりゴールを脅かしたものの、同24分にCKの流れからFW佐藤幸大にクロスバー直撃のシュートを放たれるなど、なかなか主導権を握り切れない。しかし、後半16分にエースが試合を動かす。PA付近でボールを受けた得点王ランクトップのFW鈴木孝司が、相手DF2人囲まれながらも強引な突破からゴールを陥れて先制に成功。だが、後半33分にFW土井良太にPKを沈められると、その後の反撃も実らずに1-1のドローで試合を終えた。

 最下位Y.S.C.C.横浜のホームに乗り込んだSC相模原は劇的な逆転勝利を収めた。後半5分までに2点をリードされた相模原だったが、後半17分に相手に退場者が出て数的優位に立つ。すると後半34分にFW高原直泰のアシストからMF菅野哲也が決めて1点差に詰め寄り、同37分に再び菅野がネットを揺らして同点に追い付いた。さらに攻勢をかけると、試合終了間際にはCKからDFウェズレイがヘディングで叩き込んで、逆転に成功。残り11分から2点差をひっくり返す大逆転劇で神奈川ダービーを制し、順位を4位に上げた。

 2位ツエーゲン金沢FC琉球に0-1で敗れて首位浮上の好機を逃したが、3位AC長野パルセイロ福島ユナイテッドFCを3-0で下して上位2チームとの勝ち点差を詰めている。MF熊林親吾の2得点を含む大量4得点を奪ったブラウブリッツ秋田ガイナーレ鳥取を4-1で破り、藤枝MYFCJリーグU-22選抜を3-1で下して8試合ぶりの勝利を収めた。

以下、J3第12節試合結果

5月18日(日)
町田 1-1 盛岡 [町田]
YS横浜 2-3 相模原 [ニッパ球]
藤枝 3-1 J-22 [藤枝サ]
鳥取 1-4 秋田 [チュスタ]
琉球 1-0 金沢 [沖縄市陸]
長野 3-0 福島 [佐久]


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