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シュート18本で圧倒名古屋、大宮との未勝利対決制す

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[5.21 ナビスコ杯第4節 大宮0-2名古屋 NACK]

 ナビスコ杯は21日、各地で第4節を行った。NACK5スタジアムでは名古屋グランパス大宮アルディージャを2-0で下した。未勝利チーム同士の対戦を制した名古屋は、1勝1分1敗の勝ち点4の5位。大宮は1分2敗の勝ち点1で6位。

 シュート数18-2。序盤こそ拮抗した試合となったが、時間が進むにつれて、完全な名古屋ペースになった。得点が入ったのは後半16分、右サイドからのCKを獲得した名古屋は、MF矢田旭がショートコーナーからクロスを入れる。これをDF牟田雄祐が折り返すと、中央で競り勝ったDF田中マルクス闘莉王が押し込んだ。

 さらに勢いづく名古屋に追加点が生まれたのは後半38分、今度は左サイドからのFKを獲得。MF田口泰士がシュート性の低いボールを入れると、ニアに走り込んだDF矢野貴章が右足アウトでコースを変える。守っても今大会初完封、公式戦5試合ぶりのクリーンシートで完勝した。

 順位こそ上げることは出来なかったが、予選突破へ向け何とか踏みとどまった名古屋。西野朗監督は「後半から入ったダニルソンと松田(力)が活性化してくれた」と交代選手の奮闘を評価。だが、「リスタートからの2得点。流れの中でもう少し取れれば」と課題を挙げることも忘れなかった。

 次戦は中2日で迎える第5節。名古屋はホームで徳島、大宮は敵地で甲府と対戦する。


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