日本代表の鹿児島・指宿合宿初日となった21日、DF酒井宏樹(ハノーファー)もチーム練習に合流した。膝蓋腱炎症の影響でシーズンの最後2試合を欠場し、16日から19日まで行われていた海外組の合同自主トレも別メニューで調整していたが、冒頭以外、非公開で行われたこの日の練習後、「全部やりました」と完全合流したことを明らかにした。

　都内での合同自主トレのときにも「21日からしっかり合流できるように、(他の選手からは)外れて練習しているけど、しっかり話し合ってやっているし、まったく問題ない」と話していたが、その言葉どおり順調に回復しているようだ。

「トップ(コンディション)に持っていくのはあくまで先。しっかり話し合いながらやっている」。指宿合宿では2部練習も組み込まれるなどハードなスケジュールとなっているが、リスクは冒さず、W杯本大会に向けてコンディションを上げていくつもりだ。

(取材・文　西山紘平)

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