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W杯前国内最終戦を白星で飾ったザック「6月14日に良い状態に合わせる」

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[5.27 キリンチャレンジ杯 日本1-0キプロス 埼玉]

 日本代表は27日、キリンチャレンジ杯でキプロス代表と対戦し、1-0で勝利した。序盤はキプロスにチャンスを作られた日本だが、徐々にリズムを作り始めると前半43分にDF内田篤人が先制点を奪い前半を1-0で折り返す。

 後半13分に2年3カ月ぶりの代表戦出場となるFW大久保嘉人を投入するなど追加点を奪おうと試みたが、なかなかネットを揺らせない。その後は何度も決定機を作ったものの2点目は生まれなかったが、集中力を切らさない守備でキプロスをシャットアウトして1-0の完封勝利を収めて、W杯前国内最終戦を白星で飾った。

 試合後にインタビューに応えたアルベルト・ザッケローニ監督は「ありがとうございます」と笑顔を見せると、「チームの動きはまあまあ良かった。ただ、指宿の合宿でフィジカルの負荷を掛けていたので体のキレはなかったけど、そこを頭のキレ、つまり判断力で良い戦いができたと思っています」と振り返った。

 課題としては「今日は選手たちが疲れていたので、いかに回復させて、良い状態に持って行って次に臨むかということです」と話した。そして「我々の目的は6月14日に良い状態に合わせることなので、そこを目指してやっていきたい」と語ったように、指揮官の照準はブラジルW杯初戦のコートジボワール戦に合わせられている。


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