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攻撃面の課題を口にするMF香川「1点では物足りない」

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[5.27 キリンチャレンジ杯 日本1-0キプロス 埼玉]

 日本代表は27日、キリンチャレンジ杯でキプロス代表と対戦した。前半43分にDF内田篤人が挙げたゴールで、1-0の勝利を収めている。FW香川真司は、この試合に先発出場し、前半16分にミドルシュートを放ったのを皮切りに、積極的にゴールを狙っていった。

 フル出場し、何度も好機に絡んだ日本の10番は、「キャンプで追い込んだ中での試合だったので、すごく苦しかったですけど、勝てたことが良かったです」と、厳しいフィジカルトレーニングを積んだキャンプ後の壮行試合に勝てたことを喜んだ。

 さらに、この試合で得た手応えを問われた香川は「最後までケガ人が出なくて良かった」ことを挙げつつ、「これからもっともっとレベルアップしていかないといけないですし、ピークをW杯の初戦に持っていかないといけない。勝てたことは何よりの自信になりますし、W杯前、日本国内最後の試合で勝てたことは本当に良かったと思います」と、この勝利をW杯につなげることが重要だと強調する。

 また、課題については、仮想ギリシャであるキプロスから、最少得点に終わった攻撃面を挙げた。「引かれた相手から点を取るのはすごく難しいですし、W杯でもおそらくこういう相手が出てくると思います。攻撃のところで1点では物足りないですし、そういうところで課題があると思います」と、改善を誓う。

 この試合では、後半13分からFW大久保嘉人が出場した。新戦力との連係について問われた香川は「もっともっと試合であったり、練習の中から、コミュニケーションをとってやれれば、もっとうまくいくと思うので。これからもっとコミュニケーションをとってやっていきたいと思います」と語り、最後に「国民の皆さんの応援が力になる。それに尽きると思うので、僕たちもしっかり準備をして頑張りたいと思いますので、応援をよろしくお願いします」と、呼びかけた。

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